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フランスで海外就職し、地味なサラリーマン生活を送る私の日常。
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最近の特に若いフランス人は英語をしゃべることに抵抗がなく、日本からパリに観光で来られる方も昔ほどは言葉に苦労しなくなってきたのではないでしょうか。

逆に、英語を使いたいフランス人も多いので、観光地ではアジア人の顔を見るだけで英語で話してくる人もいます。発音がとおっても悪いまるもっとは、フランス語で話しかけても、英語で返されることいまだあります。は、恥ずかしい・・・
また、発音の悪いフランス語で話しかけると、めんどくさがられることもたまーにあるので(そうするとあとの対応にも影響します)、最初のひとことはなるべくシンプルな表現を使い、相手を不快な気分にさせないようこころがけるようになりました。

最初の一言

お店でも、観光地でも、電話でも、何か質問をしたいとき、とりあえず一言目は「Bonjour」がよいでしょう。日本的感覚だと、話しかける時は「すいません(Excusez-moi)」と言いたくなりますが、その場合もまず第一声は「Bonjour」ではじめたほうが自然なようです。


問い合わせ

私はまだ日本のフランス語学科大学生だったころ、ホストファミリーに、問い合わせをするときの表現を教えてもらいました。

まずフランス語で「問い合わせをする」は「se renseigner」。あまり発音しやすくないうえに、再帰動詞ですね。

教えてもらった表現は「Je voudrais me renseigner sur XXX s'il vous plaît.」。
でも、発音の悪いまるもっとは、この表現を使って「Pardon?」って聞き返されなかったことはありません。
まず、日本人が最も苦手とする「Je」の発音から始まり、その「Je」のあとに「voudrais」とこれまた日本人があまり得意でない「ou」と「r」の発音が続きます。

そしてよーく観察していると、フランス人はもっと簡単な表現を使っていることに気が付きました。
それは・・・
「C'est pour avoir une information / un renseignement s'il vous plaît.」

まず、最初はごく簡単な単語を並べ「C'est pour avoir」そのあとに自分が必要としているものを言う。
聞き手にとっても、同じ下手な発音でも「Je voudrais me renseigner」より 「C'est pour avoir ...」の方がききやすい。

パン屋さんで・・・

パン屋さんでパンを買う時も同じ要領です。
一度は誰も、フランスのパン屋さんで買い物をしてみたいと思うものですが、まるもっとは来た当時はパン屋さんでの買い物すら緊張でした。
なぜなら、どの教科書でも最初に学ぶ「Je voudrais」で始めると絶対に「Pardon?」って聞き返されるからです。

これも同じ、よく聞くとフランス人はあまり「Je voudrais」を使わず、「Bonjour ! Un croissant s'il vous plaît.」と「名詞(ほしいもの)+ s'il vous plaît」で済ませているようです。








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[05/16 やよ吉]
プロフィール
HN:
まるもっと
性別:
女性
自己紹介:
日本の大学でフランス語を専攻。その後就職難に見舞われ、2004年からフランスで学生&アルバイト生活をはじめる。
2010年に、国際ビジネス修士号を取得し長い学生生活に終止符を打つ。
現在はとりあえず超文系にもかかわらずエンジニアリング系の会社でサラリーマン生活。
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