フランスで海外就職し、地味なサラリーマン生活を送る私の日常。
最近は日本でもデパ地下などで、本当にフランスで売っているようなケーキが売られていますが、昔はケーキといえば、いちごのショートケーキが一番ポピュラーでした。
以前にも書いたのですが、フランスのケーキはスポンジ生地を使っている物が少なく、どちらかといえばクリームを食べる感じ。生地も多くがタルト生地か、パイ生地です。そんなフランスのケーキの中で、一番スポンジ生地を使ったいわゆるショートケーキに近いのが、フレジエ(fraisier)と呼ばれるものだと私は思います。フレジエは苺の木という意味で、フレジエには苺が使われています。
今回みつけたのは、フレジエならぬ、フランボワジエという名のケーキ。フレジエと同じタイプのフランス風ショートケーキですが、使われているフルーツがフランボワース(木イチゴ)なのです。
このパン屋さんは、1区のLouvre Rivoli駅近くにありますが、場所柄から想像するのと違ってとっても庶民的なお店です。テキパキしたおばあちゃんがむかえてくれる店内には、バゲットなどのパンや、クロワッサンなどのヴィエノワズリー類、またキッシュやサンドイッチなどが並んでいて、小さめのお店ですが種類が豊富で目移りします。しかも価格はとても良心的。外から見えるウィンドウには、ケーキが並んでいて、前を通るたびに私は立ち止まってしまいます。
以前に何度もフレジエを食べたことがあったのですが、最近土曜日に通るとフランボワジエなるものが登場していたので、早速ためしてみました。

フレジエの基本形は、スポンジケーキの間に、クリームと苺が入っていて、表面はマジパンで覆われているもの。このフランボワジエも基本は同じで、苺の変わりにフランボワーズが使われています。

このお店のフレジエ(フランボワジエ)の特徴は、この大きさ。普通の日本のショートケーキの2倍近くありますが、お値段はこれで2.5€(2011年2月現在)。フレジエがショートケーキとちがうのは、スポンジ部分がかなり薄めなのと、スポンジケーキがかなりしっとりしていることです。私はお菓子作りに詳しくないのでよくわかりませんが、おそらくシロップか何かにスポンジ生地をひたしていると思います。

表面はアーモンド風味のマジパンで、実はここが一番甘い。中身はフルーツがふんだんに使われていて、以外に甘さは控えめです。それでもやはりフルーツの間にしっかり入っているクリームもあり、最後はちょっときつかったかも。といいつつも、フレジエやフランボワジエはいつもあるわけではないので、見たらついつい買ってしまいます。ここのフレジエは苺がたっぷりはいっているので、もうすぐやってくる苺の季節が楽しみです。
LE PAIN QUOTIDIEN RJ
6 Rue Jean Jacques Rousseau
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まるもっと
性別:
女性
自己紹介:
日本の大学でフランス語を専攻。その後就職難に見舞われ、2004年からフランスで学生&アルバイト生活をはじめる。
2010年に、国際ビジネス修士号を取得し長い学生生活に終止符を打つ。
現在はとりあえず超文系にもかかわらずエンジニアリング系の会社でサラリーマン生活。
2010年に、国際ビジネス修士号を取得し長い学生生活に終止符を打つ。
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