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フランスで海外就職し、地味なサラリーマン生活を送る私の日常。
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さて、前回申し上げたように、まるもっとがフランスで就職した4社中3社で英語が必要でした。

また、大学院で国際ビジネスを学んでいた時も、英語の授業が必須な上に、マーケティングの授業が英語で行われたり(先生は英語を流暢にしゃべるフランス人の先生でした)していました。

職場ではどちらかというと、英語は読み書きができればよく、話せる必要はなかったのですが、学校では英語の発表が何度かあったため、話すことも必要でした。

大学受験で英語が嫌いになり、まったくその後英語の勉強をしていなかった私は、フランスに来てから英語の必要性をひしひしと感じました。
といっても、やはり日本で英語を勉強するのと同じで、ここはフランス。勉強してもフランス語のようにはのびません。それでも少しずつ努力を重ねて、少しは話すことができるようになったかなと思います。

まるもっとがパリでした英語の勉強方法を簡単にご紹介します。

1 ロンドンに短期留学する:

パリに来て以来、ロンドン大好きなまるもっとは3回ロンドンに短期滞在し、そのうち2回は語学学校に通いました。

1度目は1週間学校にかよっただけだったので、あまり効果は感じられませんでした。

2度目は2週間ビジネス英語クラスに登録し、この時はクラスメイトにも先生にもめぐまれていて、とても充実した滞在でした。ビジネス英語クラスに登録するには、プレイスメントテストでかなりいい得点を取ることを求められますが、私が受けた学校のテストはオンラインで文法項目だけだったので、日本人には点が取りやすい仕組みでした。とってもハイレベルだったらどうしようと思ったのですが、実際のクラスは英語中級程度のスペイン人やイタリア人が多く、夏のバカンスついでに語学学校にきている社会人が多かったので、リラックスした雰囲気でよかったです。おそらく、普通の英語のコースの上級の方が、レベルが高くて大変なのではないかと思います。


2 交換授業の相手を見つける

英語と日本語の交換授業相手をフランスで見つけるのは難しいと思いますが・・・
また、交換授業自体、英語、フランス語を含めて、何人かと挑戦したことがありますが、キャンセルが続いて自然消滅することが多く、実際にコンスタントに長く続けられる相手を見つけるのは難しいと思います。

私は運のいいことに、友人から日本語を勉強しているアメリカ人女性を紹介してもらい、彼女との交換授業が長く続いています。
彼女の毎週一回一時間、30分日本語で話し、30分英語で話すというルールが、交換授業を続けるのにとてもよいリズムだということ、また彼女も私と同じぐらい日本語をしゃべれるようになりたいと思っているのが長く続いている原因だと思います。
毎週1回を窮屈だと感じる人もいると思いますが(実際私も2013年は仕事が忙しすぎて一時中断せざるを得ませんでした)、語学は一夜漬けより、少しずつ長く続けた方が効果があると思います。


3 インターネット教材を使う

やっぱり、今はインターネットということで、私がよく使うのが、BBCのLearning Englishというサイト。
(http://www.bbc.co.uk/worldservice/learningenglish/)
音声ファイルとスクリプトがPDFでダウンロードでき、コンテンツも多彩です。
今はスマートフォンで簡単にダウンロードできるので、便利ですね。
私は通勤時間が長いので、その時に聞いています。

また、英紙The Guradianのアプリ携帯にダウンロードし、読みやすい興味のある記事をできるだけ毎日1つ読むようにしています。(最近は怠っていますが、TOEICのリーディングのスピードが上がったと思います)オフラインでも、以前にダウンロードした記事が読めるので、ネット環境が悪い場所でも使えて便利です。


4 TOEICを受けることを目標に勉強する

TOEICでなくてもいいのですが、何か目標に向かって勉強する、また力が伸びているという確認をするために検定を受けるのもよいと思います。
ちなみにパリではTOEICのテストが日本よりもずっと頻度が高く行われています。


フランス語学習にも言えることですが、語学で大切なのは、読む・書く・話す・聞くの4つのスキルをバランスよく延ばしていくことだと思います。読むのは比較的簡単にできるのですが、アウトプットする機会がないと、知識の定着が難しいと感じます。


以上、まるもっと流の英語学習法を紹介しました。
英語がベラベラとはとても言えないまるもっとですが、パリに来た当初よりは英語に自信がついたかなと思います。


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フランス人は英語がしゃべれない、またはしゃべってくれないとよく言われていましたが、それも今日は変わってきました。

昔はプライドから英語をわざとしゃべってくれないと言われていましたが、私は昔のフランス人は本当に英語が話せなかっただけだと思います。
なぜなら、英語が話せるフランス人は、どちらかというと外国人とは英語で話したがる傾向が強く、英語がしゃべれるのはやはり若い人が多いからです。

ということで、現在では観光でパリを訪れる時は、ある程度英語が使えた方が便利だと言えるでしょう。

それではパリで長期ステイする場合はどうでしょうか。
特にフランス語を学びに留学している場合は、英語どころではなく、フランス語を最大限吸収して帰りたいと思われる方がほとんどだと思いますし、私もそうするべきだと思います。

でももし、学業終了後フランスで就職したいと思っている方は、英語もある程度習得しておいた方がいいかと思います。
というのも、私はフランスに来て4社で働きましたが、このうち英語が必要なかったのは1社のみだったからです。

基本的に企業が外国人を採用する場合は、国際的な環境に人材が必要な場合が多く、国際的な現場の共通語は結局英語です。
日仏間の間にたつ仕事でも、日本で働いている人はほとんどフランス語がわからないので、フランス側と日本側が瞬時にスムーズにやりとりできるのは、やはり英語となります。

もちろん会議などは同時通訳を通すことも可能ですが、どこの企業も経費削減を迫られており、常に通訳を待機させる余裕がなくなってきています。

逆に専門性が高い話題になると、いくつかキーワードが英語でわかれば、その世界の専門家にはかなりのことがわかってしまうようです。
わたしも、日本人のエンジニア通訳を頼まれたことがありますが、専門的すぎてわからず、結局仏人エンジニアと日本人エンジニアが直接、お互い流暢とはあまり言えない英語で(自分のことを棚にあげてすいません)直接話し合った方が早いという現場を何度も経験しました。

日本に帰国しても、残念ながらフランス語を使った仕事というのはあまりないので、日本でフランス語は使えなくても国際的な環境で働きたいと思っている方は、英語にも時々触れておくとよいと思います。

次回は、英語がしゃべれなかったまるもっとがどうやってフランスで英語を勉強したかについて書きたいと思います。














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プロフィール
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まるもっと
性別:
女性
自己紹介:
日本の大学でフランス語を専攻。その後就職難に見舞われ、2004年からフランスで学生&アルバイト生活をはじめる。
2010年に、国際ビジネス修士号を取得し長い学生生活に終止符を打つ。
現在はとりあえず超文系にもかかわらずエンジニアリング系の会社でサラリーマン生活。
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