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フランスで海外就職し、地味なサラリーマン生活を送る私の日常。
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フランス人は英語がしゃべれない、またはしゃべってくれないとよく言われていましたが、それも今日は変わってきました。

昔はプライドから英語をわざとしゃべってくれないと言われていましたが、私は昔のフランス人は本当に英語が話せなかっただけだと思います。
なぜなら、英語が話せるフランス人は、どちらかというと外国人とは英語で話したがる傾向が強く、英語がしゃべれるのはやはり若い人が多いからです。

ということで、現在では観光でパリを訪れる時は、ある程度英語が使えた方が便利だと言えるでしょう。

それではパリで長期ステイする場合はどうでしょうか。
特にフランス語を学びに留学している場合は、英語どころではなく、フランス語を最大限吸収して帰りたいと思われる方がほとんどだと思いますし、私もそうするべきだと思います。

でももし、学業終了後フランスで就職したいと思っている方は、英語もある程度習得しておいた方がいいかと思います。
というのも、私はフランスに来て4社で働きましたが、このうち英語が必要なかったのは1社のみだったからです。

基本的に企業が外国人を採用する場合は、国際的な環境に人材が必要な場合が多く、国際的な現場の共通語は結局英語です。
日仏間の間にたつ仕事でも、日本で働いている人はほとんどフランス語がわからないので、フランス側と日本側が瞬時にスムーズにやりとりできるのは、やはり英語となります。

もちろん会議などは同時通訳を通すことも可能ですが、どこの企業も経費削減を迫られており、常に通訳を待機させる余裕がなくなってきています。

逆に専門性が高い話題になると、いくつかキーワードが英語でわかれば、その世界の専門家にはかなりのことがわかってしまうようです。
わたしも、日本人のエンジニア通訳を頼まれたことがありますが、専門的すぎてわからず、結局仏人エンジニアと日本人エンジニアが直接、お互い流暢とはあまり言えない英語で(自分のことを棚にあげてすいません)直接話し合った方が早いという現場を何度も経験しました。

日本に帰国しても、残念ながらフランス語を使った仕事というのはあまりないので、日本でフランス語は使えなくても国際的な環境で働きたいと思っている方は、英語にも時々触れておくとよいと思います。

次回は、英語がしゃべれなかったまるもっとがどうやってフランスで英語を勉強したかについて書きたいと思います。












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[05/16 やよ吉]
プロフィール
HN:
まるもっと
性別:
女性
自己紹介:
日本の大学でフランス語を専攻。その後就職難に見舞われ、2004年からフランスで学生&アルバイト生活をはじめる。
2010年に、国際ビジネス修士号を取得し長い学生生活に終止符を打つ。
現在はとりあえず超文系にもかかわらずエンジニアリング系の会社でサラリーマン生活。
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