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フランスで海外就職し、地味なサラリーマン生活を送る私の日常。
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さて、今回はまたスーパーで買えるチーズケーキの再チャレンジレポートです。

以前にも紹介したSaint Amourのチーズケーキですが、今回はスペキュロス味。





二個入りです。





お味の方は・・・





前回はチーズケーキとフランス流チーズケーキ、ガトー・オ・フロマージュの中間みたいな味と言ったのですが、今回試したものはガトー・オ・フロマージュっぽさが全くなく、私の好みの味でした。
味と、クリーミーというよりはエアリーな食感から日本のチーズケーキバーに近い感じがして、懐かしかったです。






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さて、今回は私の経験からフランスでの就職活動するには、どういう方法があるかを書いてみたいと思います。

大きく分けて・・・

1.インターネット
2.めぼしい企業に自分の履歴書とモチベーションレターを送りつける・持っていく
3.学校に送られてくる求人に応募する
4.コネを使う

1.インターネット
インターネットの利用については、さらに細かく分けて
a.求人サイトで探す
b.求人サイトに履歴書をアップロードする
c.日系求人については、日系求人がのるいくつかのサイトを常にチェックする
が挙げられると思います。

a.求人サイトで探す

まるもっとがよく見る求人サイトは
SimplyHiredのフランス版(http://www.simplyhired.fr/)。このサイトは求人サイトというよりは、キーワードを入れれば、複数のサイトからの求人を検索してくれます。
その他にも似たようなサイトがあると思います。
Monster(http://offres.monster.fr)なども有名です。

b.求人サイトに履歴書をアップロードする

あなたの履歴書がリクルーターの目にとまれば、直接電話がかかってきます。
まるもっとは実際にMonsterに履歴書を乗せていたのですが、それを見たリクルーターにリクルートされました。
ただ、リクルーターは履歴書の都合のよいところしか見ず、かならずしもあなたが望むようなポストを提案されるわけではないので、がっかりしたりすることもままあります。

また、APECという管理職向け求人サイト(http://www.apec.fr)でも、自分の履歴書を登録することができます。管理職向けといううたい文句ですが、実際の求人全てが管理職ではないです。

c.日系求人については、日系求人がのるいくつかのサイトを常にチェックする

日系求人が載る主なサイトは、OVNIやニュースダイジェスト、日本人会のサイトでしょうか。
常にチェックすることで、日系求人を多く扱っている人材紹介会社の名前がわかったり、何度も募集している求人(しょっちゅう募集しているところは、人がやめやすいか、期限付き契約を繰り返しているんだなと私は思ってスルーします)を見極めることができます。
日系求人を多く扱っている人材紹介会社には、募集している求人があわなくても、そこのサイトに行き、履歴書を送ってみるなどのアクションをとることができます。



2.めぼしい企業に自分の履歴書とモチベーションレターを送りつける・持っていく

フランス語で言ういわゆるCandidature spontanée。フランス人と就職活動の話をすると、かならずCandidature spontanéeを出せと言われます。
効果のほどは??私も言われるがままに、めぼしいところに出しましたが、あんまり効果がなかったような気がします。でもこれで職を見つけたという人もいるので、可能性はゼロではないと思います。

また、履歴書を直接会社に持っていく人もいます(私の働いていた会社でも見かけました)が、学校にそうやるように言われているのかなと思うことがあります。ちいさなブティックやレストランなら効果があると思いますが、オフィスなどの職場にもっていっても、迷惑なのではと正直思います。勇気がいるわりには効果が期待できないというのが私の感想です。


3.学校に送られてくる求人に応募する

以前に修士号をとった学生の就職に関して、政府も優遇政策を取っている話をしました。
学校、学科によっては学生の就職に力を入れているところもあります。
まるもっとは国際ビジネスの学士(Licence)のあと、修士(Master)で勉強したのですが、その時は就職に向けての準備(履歴書の書き方指導等)をする授業までありました。英語の時間は英語の履歴書の書き方を勉強したり・・・また、就職課みたいなところがあり、そこに登録すれば学校に来た求人をメールで送ってくれます。
学士・修士を問わずに基本的にインターンシップが必須のコースだと、学校が多少なりともお世話してくれることがあったり、学校に求人が来たりする可能性も高いですし、普通のフランス人と一緒に就職活動の波にのることで、就職のチャンスが広がると思います。


4.コネを使う

こちらは世界共通ですね。まるもっともコネがあればそんなに苦労しなかったのにと思います。
コネ作りがあまりうまくないまるもっとなので、とくにアドバイスはないですが、自分が興味ある分野での友達を作る(そういう意味で大学で学ぶのは有利だと思います)など、ネットワークを広げることが大切だと思います。
ただ、インターネットの求人には応募者が殺到し、面接までたどり着くことが大変困難です。(外国人の名前だと余計に。。。) なので、面接に行けるチャンスが高いコネはばかにできないと思います。


フランスは日本と比べても就職難なので、以上のことを何回繰り返しても成果がなかなかあらわれないこともあると思います。
実際に私はほとんど面接にたどり着けなかったので、条件に合わない求人でも(特にお給料が)応募し、面接に呼ばれたら練習と思って行くようにしています。




仏労働者は「1日3時間しか働かない」
http://www.afpbb.com/articles/-/2930103?pid=10322749

といったのは、仏政府の要請で買収のために、タイヤメーカー、グッドイヤーの仏工場を視察した、アメリカのタイヤメーカー、タイタン・インターナショナルのCEOだそうです。

「フランス人は働かない」と何故か世界中で思われているようですが、これは本当なんでしょうか??

私も実際にこちらで働き始める前はそう思っていました。というのも、概して日常接するサービス業に従事する人達(スーパーのレジ、店員、窓口の係など)の中には、日本だったら首にされてもおかしくないだろうな・・・というレベルの働き方をしているをいっぱい見るからです。

こちらで実際に5社で働いた経験からして結論は。。。

- いわゆるホワイトカラー(オフィスワーカー)の若い人で不安定な雇用状況の人(契約社員など)や、今後のために経験をつみたいと思っている人はよく働く。
- 私がしっている某自動車大手では、管理職はものすごく働いているが、それ以外の人は規定労働時間以外働かないし、休憩時間も長い。

こちらは労働者の権利が日本に比べるとものすごく守られているため、店員が客の前で同僚とおしゃべりしてばっかりぐらいでは、やめさせたり、反省させたりできないのです。

とはいえ、私は労働者の権利を守らないいわゆる「ブラック企業」の悪徳経営者もフランスで結構見てきました。そいういう人たちは、仕事探しに苦労している若くて経験のない人や、外国人の弱みにつけこみます。結局法律で守られていても、そこしか働く場がないから訴え出れなかったり、ハラスメントなどを受けても違法性を立証するのが簡単でないのは、こちらでも同じです。

また、お給料格差もすごいです。いくら学歴があっても、有名校を出ているか、IT関係でもないかぎり、お給料はかなり低いです。定期昇給なんて存在しません。
お給料が低くても、パートタイムだろうがなんだろうが容赦なく社会保障費がひかれ(約25%)、それと別に所得税、住民税がかかります。所得税と住民税は各個人が国に直接払うのですが、これがもし給与明細でひかれていたら、手取り額がさらに低くなってみんな働く気なくなっちゃうだろうなーと思います。
その分社会保障がしっかりしているかもしれませんが、独身で低所得だと生活は苦しいし、社会保障費の払い損だな・・・と私は思います。

そこで、フランスで就職して幸せになる条件を大きく三つ挙げると・・・
- フランスの超有名校で修士号まで取る
- 自分で事業を起こして成功する
- もしくは低所得でも生活を楽しめるようになる

最初の二つは誰にでもその能力や才能があるわけではないですね。
まるもっとは、「低所得でも生活を楽しめるようになる」ようにならなければならないのですが、日本のような消費文化の国出身だと、なかなか難しいのが本音です。




ブログ管理人の私が、学生時代からずっと目標にしていたのが、フランスでの就職。
6年間ねばって学生をした甲斐があったのか、今は給与所得者という身分の滞在許可証で働いています。
現在の会社の雇用条件や環境からいって、夢がかなった!というほどでは全くないのですが、今回はフランスで就職するにはどのような道があるかを私が知る限りでご紹介したいと思います。

さて、日本人がフランスに3カ月以上滞在する場合、滞在許可証というものが必要になります。
そして、働く権利があるかどうかは滞在許可書の身分によって違ってきます。
身分には主に・・・
・学生
・家族(vie privée et familiale)
・給与所得者(つまりサラリーマン、自営業等は除きます)
・事業主(commerçant)
・フリーランス
・研究者
などなどですが、年々新しいビザができたりしているので、詳しいことはお住まいの県庁のHPやこちらのサイトhttp://vosdroits.service-public.fr/particuliers/N19804.xhtmlでお確かめください。

以上にあげた身分のカードは基本的に1年更新です。(確か研究者などの場合は、複数年もらえる場合もあったような・・・)

学生の立場でも働けるのですが(登録している学校にもよるので語学学校通学の場合は確認が必要、大学だとおそらく問題なしです)、年間964時間を超える就業は認められていません。フルタイムの60%の時間のみ働くことができることになっています。(2014年1月現在)

また、身分により働くことができる形態が決められています。
たとえば、給与所得者の身分だと、フリーランスとしてちょっと副業したり、事業を起こすなどということはできません。逆に、フリーランスの身分でフルタイム正社員も不可能です。

なんの制約もなくフランス人同様に働けるのは、vie privée et familialeの滞在許可証所持者、また10年カード(carte de résident)や、数年前にできたCartes de séjour "compétences et talents"というカード所持者のみです。

ビジターは、その後法が変わっていない限り、働く権利がなかったと思います。

仏人と結婚をし、vie privée et familialeの滞在許可証をゲットできれば、かなり就職は有利になりますが、ここでは主に単身者が普通の会社で社員としてフルタイムで働く場合、どう言う可能性があるかについて述べます。

まるもっと自身は最初、フリーランス翻訳としてフリーランス身分に学生から変更しようと考えていたのですが、その当時フリーランス身分の滞在許可証更新が厳しくなってきていて、前年より売り上げが落ちたりすると更新できない人が出てきているなどの話をきいたりして、着実に仕事が入る保証もなかったので、結局それはしませんでした。

給与所得者の身分の滞在許可証は、基本的に雇ってくれるという企業(=手続きのために企業が国に払う税を払う気がある企業)を見つけていなければなりません。
これが最大の難関で、日系の企業で労働許可証の手続きをしてくれるというところはまずなく、こういう企業はパートタイム学生を探すか、既に労働許可書を持っている人しか雇わない傾向にあるようです。

また、学生がパートタイムで働けると書いたのですが、ということは給与所得者の身分であるからには、フルタイムであることが絶対条件です。

かといって、どんな仕事でも見つければ給与所得者の滞在許可が下りるというわけではありません。フランスでの失業率が高い職は許可が下りにくいです。年々審査が厳しくなっていると言われていますが、フランスに税金をいっぱい払ってくれる見込みのある人は、逆に優遇されるという方向になってきているようです。

ちょうどまるもっとが修士号を取った時ぐらいからこの方向になり、修士号を取った人は3つの条件を満たせばほぼ確実に労働許可が下りることになっていました。
その時の3つの条件とは、
1. お給料が国が定める最低賃金(SMIC)の1.5倍であること
2. 修士号の専門分野を活かせる仕事で、フランスと本人の出身国両国の経済発展に貢献できる職であること
3. 数年後には国に帰るという前提

ただ、これは数年前の話なので条件は少し変わっているかもしれません。(お給料の条件は変わっていないようです・・・)
まるもっとは、結局学生からサラリーマンへ身分変更という形になりましたが、修士号をとった学生は仕事がまだ見つかっていなくても仕事を探したり、インターンシップをしたりするためのAPS(autorisation provisoire de séjour)を申請することができます。
まるもっとの時代は、APSで滞在できる期間は6カ月でしたが、現在はこれが1年間に延長されたようです。(http://vosdroits.service-public.fr/particuliers/F17319.xhtml)
このAPSの申請は、滞在許可証が切れる結構前に申請しなければならないようなので、前もって準備が必要です。

このように、フランスで学生からサラリーマンに変更する場合は、修士号取得者がかなり優遇されるようになってきています。

ただどんな場合でも、その人の能力とその職がマッチしているかが重要ポイントになると思います。
経済の修士号を取得して販売員として働くだと、労働許可証は下りないでしょう。こちらで、レストランで働く日本人の料理人さんが多い気がするのですが、彼らはもともとの経験が買われて労働許可証が出ているのだと思います。

また身分変更の申請をすると、どんな場合であってもあと戻りができないが原則なので、注意が必要です。

まるもっとは学士(Licence)が修了する頃に、当時パートタイムで勤務していた先の雇用主から、一年間のフルタイムの契約社員契約をするから、労働許可の手続きをして来いと言われたことがありました。
その時、ちょうど人生初めての追試の結果、修士号に進めることが分かったばかりで、雇用主の言い分がころころ変わってあまり言っていることが信用できない、期限付き契約だ、という理由で身分変更の件はきっぱり断りました。
契約社員でも一年など長期契約なら労働許可の申請は可能ですが、契約を延長できなかった場合の滞在許可書の更新の不安(基本的に自分から辞めたのでない場合は、失業保険がもらえる期間は更新ができることになってはいるようですが、サラリーマン滞在許可書は仕事あっての滞在許可ということを忘れてはなりません)、また身分変更は一度申請したら後戻りできない状況できまぐれな雇用主を信用するリスクを考えて、断りました。今、本当にあの時断ってよかったと思います。







新年明けましておめでとうございます。
2014年もマイペースにのんびりブログを更新していきたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

さて、新年初のブログは、LA PATISSERIE DES REVESのレモンメレンゲパイ。
確か数年前に1店舗目が7区にできたのですが、その後日本でも関西地方に進出しているようで、ロゴの下にKYOTOの文字が見えます。






今回行ったお店は、15区に新しくできたショッピングセンターBeaugrenelleに入っている店舗。
ケーキが宝石のようにショーウィンドーの中に飾られているのが、このお店の特徴なのですが、時期的にクリスマスのビュッシュドノエルもあり、こちらは1つ60€以上するものばかりで、どんな味がするんだろうと想像するだけにしておきました。



さてさてレモンメレンゲパイですが、切ってみるとこんな感じ・・・










特徴はプラリネの層がレモンクリームとタルト部分の間にあること。
レモンクリームはかなり酸味がきいていて、それがプラリネと相性抜群となるはずだと思うのですが、残念ながらプラリネはレモンクリームと一緒に食べるとあまり味が感じられませんでした。もうちょっとプラリネの主張があればよかったなと思います。






メレンゲクリームはとってもクリーミーでおいしかったです。
1人用ケーキ一個5€以上とちょっと贅沢ですが、また他のケーキも試してみたいです。



LA PATISSERIE DES REVES
Centre Commercial Beaugrenelle
12 Rue Linois
75015 Paris 15



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まるもっと
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女性
自己紹介:
日本の大学でフランス語を専攻。その後就職難に見舞われ、2004年からフランスで学生&アルバイト生活をはじめる。
2010年に、国際ビジネス修士号を取得し長い学生生活に終止符を打つ。
現在はとりあえず超文系にもかかわらずエンジニアリング系の会社でサラリーマン生活。
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