フランスで海外就職し、地味なサラリーマン生活を送る私の日常。
さて、今回は私の経験からフランスでの就職活動するには、どういう方法があるかを書いてみたいと思います。
大きく分けて・・・
1.インターネット
2.めぼしい企業に自分の履歴書とモチベーションレターを送りつける・持っていく
3.学校に送られてくる求人に応募する
4.コネを使う
1.インターネット
インターネットの利用については、さらに細かく分けて
a.求人サイトで探す
b.求人サイトに履歴書をアップロードする
c.日系求人については、日系求人がのるいくつかのサイトを常にチェックする
が挙げられると思います。
a.求人サイトで探す
まるもっとがよく見る求人サイトは
SimplyHiredのフランス版(http://www.simplyhired.fr/)。このサイトは求人サイトというよりは、キーワードを入れれば、複数のサイトからの求人を検索してくれます。
その他にも似たようなサイトがあると思います。
Monster(http://offres.monster.fr)なども有名です。
b.求人サイトに履歴書をアップロードする
あなたの履歴書がリクルーターの目にとまれば、直接電話がかかってきます。
まるもっとは実際にMonsterに履歴書を乗せていたのですが、それを見たリクルーターにリクルートされました。
ただ、リクルーターは履歴書の都合のよいところしか見ず、かならずしもあなたが望むようなポストを提案されるわけではないので、がっかりしたりすることもままあります。
また、APECという管理職向け求人サイト(http://www.apec.fr)でも、自分の履歴書を登録することができます。管理職向けといううたい文句ですが、実際の求人全てが管理職ではないです。
c.日系求人については、日系求人がのるいくつかのサイトを常にチェックする
日系求人が載る主なサイトは、OVNIやニュースダイジェスト、日本人会のサイトでしょうか。
常にチェックすることで、日系求人を多く扱っている人材紹介会社の名前がわかったり、何度も募集している求人(しょっちゅう募集しているところは、人がやめやすいか、期限付き契約を繰り返しているんだなと私は思ってスルーします)を見極めることができます。
日系求人を多く扱っている人材紹介会社には、募集している求人があわなくても、そこのサイトに行き、履歴書を送ってみるなどのアクションをとることができます。
2.めぼしい企業に自分の履歴書とモチベーションレターを送りつける・持っていく
フランス語で言ういわゆるCandidature spontanée。フランス人と就職活動の話をすると、かならずCandidature spontanéeを出せと言われます。
効果のほどは??私も言われるがままに、めぼしいところに出しましたが、あんまり効果がなかったような気がします。でもこれで職を見つけたという人もいるので、可能性はゼロではないと思います。
また、履歴書を直接会社に持っていく人もいます(私の働いていた会社でも見かけました)が、学校にそうやるように言われているのかなと思うことがあります。ちいさなブティックやレストランなら効果があると思いますが、オフィスなどの職場にもっていっても、迷惑なのではと正直思います。勇気がいるわりには効果が期待できないというのが私の感想です。
3.学校に送られてくる求人に応募する
以前に修士号をとった学生の就職に関して、政府も優遇政策を取っている話をしました。
学校、学科によっては学生の就職に力を入れているところもあります。
まるもっとは国際ビジネスの学士(Licence)のあと、修士(Master)で勉強したのですが、その時は就職に向けての準備(履歴書の書き方指導等)をする授業までありました。英語の時間は英語の履歴書の書き方を勉強したり・・・また、就職課みたいなところがあり、そこに登録すれば学校に来た求人をメールで送ってくれます。
学士・修士を問わずに基本的にインターンシップが必須のコースだと、学校が多少なりともお世話してくれることがあったり、学校に求人が来たりする可能性も高いですし、普通のフランス人と一緒に就職活動の波にのることで、就職のチャンスが広がると思います。
4.コネを使う
こちらは世界共通ですね。まるもっともコネがあればそんなに苦労しなかったのにと思います。
コネ作りがあまりうまくないまるもっとなので、とくにアドバイスはないですが、自分が興味ある分野での友達を作る(そういう意味で大学で学ぶのは有利だと思います)など、ネットワークを広げることが大切だと思います。
ただ、インターネットの求人には応募者が殺到し、面接までたどり着くことが大変困難です。(外国人の名前だと余計に。。。) なので、面接に行けるチャンスが高いコネはばかにできないと思います。
フランスは日本と比べても就職難なので、以上のことを何回繰り返しても成果がなかなかあらわれないこともあると思います。
実際に私はほとんど面接にたどり着けなかったので、条件に合わない求人でも(特にお給料が)応募し、面接に呼ばれたら練習と思って行くようにしています。
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プロフィール
HN:
まるもっと
性別:
女性
自己紹介:
日本の大学でフランス語を専攻。その後就職難に見舞われ、2004年からフランスで学生&アルバイト生活をはじめる。
2010年に、国際ビジネス修士号を取得し長い学生生活に終止符を打つ。
現在はとりあえず超文系にもかかわらずエンジニアリング系の会社でサラリーマン生活。
2010年に、国際ビジネス修士号を取得し長い学生生活に終止符を打つ。
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