フランスで海外就職し、地味なサラリーマン生活を送る私の日常。
みっつ目の物件見学
4月に入っても、隣人からはまったく連絡がありません。
私たちとすれ違うのを避けているのかしらと思うことも。
あまりしつこく聞くのも、彼に早く出て行けというみたいな感じなので、とりあえずこの隣人はあてにせず、不動産屋も含めて本格的に探すことにしました。
Se Logerのアプリに探している物件の条件を入れ直し、アラートが入るたびに広告をチェックするという毎日がまた始まりました。
今回はどうしても中央暖房という表記がないと電話をする気になれず、また条件にあう物件があっても、礼金が800€を越していると電話する気になれず・・・
礼金が1000€を超える物件もかなりあって、なかなか見学にまでたどり着かない日々が続きました。
パリの東エリアの広告2件に電話をしましたが、1件は結局大家さんが貸すのをやめることにしたということで見学できず、もう一件は金曜の夜に出た広告で、月曜の朝電話をしたら(土曜日も一応しましたが事務所はしまっているようでした)、「その物件は金曜日のうちに借り手が見つかりました」とのことで、見学できず。
ああ、今回もまた大変そうだな・・・去年も4月ごろから探し始めて、8月までかかったんだっけ・・・またこのアパートで冬を越すことになったらどうしよう・・・
と、暗くなりかけていたときに、パリ西郊外のBoulogne の物件で目を引く広告が1件。
Boulogneは78県への通勤にも都合がよく、郊外でもメトロが2線通っていて、治安も良い地域(なので家賃は郊外の中では高めでパリとあまりかわりません)。
760€、36平米で暖房込みの1DK。そして礼金が600€!!すぐに電話をかけました。
(礼金はほぼ共益費込みの家賃と同じ額か、それより高い場合が多いです。たまに250€などと書いてある広告もありますが、大家さんの連絡先リストを250€で買わせるだけの場合もあるので、あまり安すぎる場合は要注意です。)
電話をかけたのは金曜日。
不動産屋さんによると、「1DKというよりはでっかい1Kで寝室とサロンの間にしきりがあるだけですよ」とのこと。
それでも、しきりがあるだけでもかなり違うので、早速見学の申し込み。
「見学は平日しかだめですか?土曜日は無理でしょうか?」
「どちらかというと平日だけど、じゃあ明日の土曜日の9:30はどうですか。」
「はい、それでお願いします。」
その後、この不動産屋さんのサイトで物件の広告を確認。
そこで、同じ建物内に、同じタイプの物件があと3つもあることを発見。
どれも「広い1K」で、36平米。
ただ値段が、760€から880€とバラバラでした。
ここで不動産屋さんに再び電話をかけ、同じ建物内のほかの物件も見せてほしいとお願いしました。
さて見学当日。
建物は同じタイプのが二つあり、かなり大きな集合住宅。1970年に建てられたそうです。
1970年といっても、こちらの建物では新しい方で、近代建築と呼ばれています。
不動産屋さんは来るなり、「760€の物件はディレクターからストップがかかって、お見せできなくなりました。これから工事をして、家賃も上がる可能性があります。今日は827€と835€の物件をお見せします」とのこと。
830€前後でも暖房とお湯が共益費に入っているなら、お得です。
827€の部屋は7階で、窓からの景色がとてもよく、真正面に建物がないので人の目も気になりません。
エッフェル塔まで見えます。
まだ工事中とのことで、雑然とした感じでしたが、寝室以外、キッチン、風呂場、サロンとどの部屋も今のアパートと比べて広々としています。
東向きということで、朝見学したので光がいっぱいで明るい点も気に入りました。
次に建物をもう1つの建物に移動して、3階の物件を見せてもらいました。
こちらはもう工事が終わっていて、アパートの間取り自体はまったく、最初に見学したものと同じですが、窓から見えるのはさっき見学したアパートの建物で、眺めが最初に見学したものと比べるとかなりイマイチ。
そして西向きということで、先ほどのアパートより朝なので当然ながら暗め。
今の20区のアパートが西向きで、日中暗いのを経験しているののと、お向かいの隣人のアパートがちょうど東向きで、とても明るいといっていたので、最初に見たアパートに書類を提出することにしました。
「月曜日までにメールで書類を送ってもらえれば、月曜日にアパートをおさえます。」とのこと。
どこの物件も、大家さんに2つ3つの書類を提出して選んでもらうというのが通常なのに、私たちの書類しか提出しないなんて、ラッキー。
低所得の私たちは、他の書類と比べられると選ばれる確率がとても低いのです。
この物件、2つの建物とも保険会社のアクサが所有しているらしいので、おそらく自分たちの家賃未払い保険で万が一のときはカバーできるので、借家人の収入が基準ラインをパスしていれば、こだわらないのかもしれません。
また、不動産屋さんは私に日本人かと聞いてきて、私がなぜわかったんですかと聞くと、この辺は日本人多いんだよとのこと。
確かに日本人学校に行くバスが近くから出ているのもあり、おそらく海外赴任組の家族連れ日本人が多いのでしょう。
フランス人大家さんの中には、日本人は家賃もきちんと払うし、アパートをきれいに使うということで、日本人に貸したがる人も一部います。
(もちろん、外国人向けということで、家賃を高めに設定できるという理由で貸している人もいると思います。)
この不動産屋さんももしかすると、日本人借家人によい印象を持っていたのかもしれません。
要求された書類はクラッシックなもの。
おもしろかったのは、身分証明書コピーの写真を隠すこととあったこと。
私のパートナーの身分証明書の写真は、郊外の不良少年に見えるので、写真を隠せるのはこちらに有利です。
全ての書類をスキャンし、サイズが大きすぎるものはサイズを小さくしてから、むこうが確実に受信できるようにメールで数回に分けて送りました。
書類提出から契約まで
月曜日に不動産屋さんから連絡があり、家賃は最終的に822€で、全ての書類を無事受け取ったので、書類を審査に出すので2・3日後にまた連絡しますとのこと。
OKの連絡をもらえるまで、ドキドキの日が続きました。
その間も物件探しは続けていたのですが、このブローニュの物件よりいい条件のものはなかなか見つかりません。
書類審査にライバルがいないこの物件に通らないと、あとのアパート探しがより大変になることは目に見えています。
水曜日に不動産屋さんから書類が通ったとの連絡があり、ほっと一安心。
この後、工事が長引きそうだということで、数回やり取りがありましたが、見学から二週間後に契約書にサインしました。
また、この日に地下駐車場もじつはアパートについているということで、路上パーキングがパリより高いので、車をどこにとめようかと悩んでいたのですが、その問題も解決。
暖房、お湯、パーキング込みとかなりお得な物件を見つけられ、引越しが楽しみです。
ただ気になるのは、もうひとつの835€の物件の借り手がいまだに見つからないらしいこと。
この値段で、暖房・お湯込みでパーキングがついていなくても、場所からいってかなりお得だと思うのですが・・・
それともサロンと寝室が完全に分かれていないのを、敬遠する人が多いのでしょうか。
また前回のように、私たちだけ見落とした欠陥があったりしないことを祈ります・・・
4月に入っても、隣人からはまったく連絡がありません。
私たちとすれ違うのを避けているのかしらと思うことも。
あまりしつこく聞くのも、彼に早く出て行けというみたいな感じなので、とりあえずこの隣人はあてにせず、不動産屋も含めて本格的に探すことにしました。
Se Logerのアプリに探している物件の条件を入れ直し、アラートが入るたびに広告をチェックするという毎日がまた始まりました。
今回はどうしても中央暖房という表記がないと電話をする気になれず、また条件にあう物件があっても、礼金が800€を越していると電話する気になれず・・・
礼金が1000€を超える物件もかなりあって、なかなか見学にまでたどり着かない日々が続きました。
パリの東エリアの広告2件に電話をしましたが、1件は結局大家さんが貸すのをやめることにしたということで見学できず、もう一件は金曜の夜に出た広告で、月曜の朝電話をしたら(土曜日も一応しましたが事務所はしまっているようでした)、「その物件は金曜日のうちに借り手が見つかりました」とのことで、見学できず。
ああ、今回もまた大変そうだな・・・去年も4月ごろから探し始めて、8月までかかったんだっけ・・・またこのアパートで冬を越すことになったらどうしよう・・・
と、暗くなりかけていたときに、パリ西郊外のBoulogne の物件で目を引く広告が1件。
Boulogneは78県への通勤にも都合がよく、郊外でもメトロが2線通っていて、治安も良い地域(なので家賃は郊外の中では高めでパリとあまりかわりません)。
760€、36平米で暖房込みの1DK。そして礼金が600€!!すぐに電話をかけました。
(礼金はほぼ共益費込みの家賃と同じ額か、それより高い場合が多いです。たまに250€などと書いてある広告もありますが、大家さんの連絡先リストを250€で買わせるだけの場合もあるので、あまり安すぎる場合は要注意です。)
電話をかけたのは金曜日。
不動産屋さんによると、「1DKというよりはでっかい1Kで寝室とサロンの間にしきりがあるだけですよ」とのこと。
それでも、しきりがあるだけでもかなり違うので、早速見学の申し込み。
「見学は平日しかだめですか?土曜日は無理でしょうか?」
「どちらかというと平日だけど、じゃあ明日の土曜日の9:30はどうですか。」
「はい、それでお願いします。」
その後、この不動産屋さんのサイトで物件の広告を確認。
そこで、同じ建物内に、同じタイプの物件があと3つもあることを発見。
どれも「広い1K」で、36平米。
ただ値段が、760€から880€とバラバラでした。
ここで不動産屋さんに再び電話をかけ、同じ建物内のほかの物件も見せてほしいとお願いしました。
さて見学当日。
建物は同じタイプのが二つあり、かなり大きな集合住宅。1970年に建てられたそうです。
1970年といっても、こちらの建物では新しい方で、近代建築と呼ばれています。
不動産屋さんは来るなり、「760€の物件はディレクターからストップがかかって、お見せできなくなりました。これから工事をして、家賃も上がる可能性があります。今日は827€と835€の物件をお見せします」とのこと。
830€前後でも暖房とお湯が共益費に入っているなら、お得です。
827€の部屋は7階で、窓からの景色がとてもよく、真正面に建物がないので人の目も気になりません。
エッフェル塔まで見えます。
まだ工事中とのことで、雑然とした感じでしたが、寝室以外、キッチン、風呂場、サロンとどの部屋も今のアパートと比べて広々としています。
東向きということで、朝見学したので光がいっぱいで明るい点も気に入りました。
次に建物をもう1つの建物に移動して、3階の物件を見せてもらいました。
こちらはもう工事が終わっていて、アパートの間取り自体はまったく、最初に見学したものと同じですが、窓から見えるのはさっき見学したアパートの建物で、眺めが最初に見学したものと比べるとかなりイマイチ。
そして西向きということで、先ほどのアパートより朝なので当然ながら暗め。
今の20区のアパートが西向きで、日中暗いのを経験しているののと、お向かいの隣人のアパートがちょうど東向きで、とても明るいといっていたので、最初に見たアパートに書類を提出することにしました。
「月曜日までにメールで書類を送ってもらえれば、月曜日にアパートをおさえます。」とのこと。
どこの物件も、大家さんに2つ3つの書類を提出して選んでもらうというのが通常なのに、私たちの書類しか提出しないなんて、ラッキー。
低所得の私たちは、他の書類と比べられると選ばれる確率がとても低いのです。
この物件、2つの建物とも保険会社のアクサが所有しているらしいので、おそらく自分たちの家賃未払い保険で万が一のときはカバーできるので、借家人の収入が基準ラインをパスしていれば、こだわらないのかもしれません。
また、不動産屋さんは私に日本人かと聞いてきて、私がなぜわかったんですかと聞くと、この辺は日本人多いんだよとのこと。
確かに日本人学校に行くバスが近くから出ているのもあり、おそらく海外赴任組の家族連れ日本人が多いのでしょう。
フランス人大家さんの中には、日本人は家賃もきちんと払うし、アパートをきれいに使うということで、日本人に貸したがる人も一部います。
(もちろん、外国人向けということで、家賃を高めに設定できるという理由で貸している人もいると思います。)
この不動産屋さんももしかすると、日本人借家人によい印象を持っていたのかもしれません。
要求された書類はクラッシックなもの。
おもしろかったのは、身分証明書コピーの写真を隠すこととあったこと。
私のパートナーの身分証明書の写真は、郊外の不良少年に見えるので、写真を隠せるのはこちらに有利です。
全ての書類をスキャンし、サイズが大きすぎるものはサイズを小さくしてから、むこうが確実に受信できるようにメールで数回に分けて送りました。
書類提出から契約まで
月曜日に不動産屋さんから連絡があり、家賃は最終的に822€で、全ての書類を無事受け取ったので、書類を審査に出すので2・3日後にまた連絡しますとのこと。
OKの連絡をもらえるまで、ドキドキの日が続きました。
その間も物件探しは続けていたのですが、このブローニュの物件よりいい条件のものはなかなか見つかりません。
書類審査にライバルがいないこの物件に通らないと、あとのアパート探しがより大変になることは目に見えています。
水曜日に不動産屋さんから書類が通ったとの連絡があり、ほっと一安心。
この後、工事が長引きそうだということで、数回やり取りがありましたが、見学から二週間後に契約書にサインしました。
また、この日に地下駐車場もじつはアパートについているということで、路上パーキングがパリより高いので、車をどこにとめようかと悩んでいたのですが、その問題も解決。
暖房、お湯、パーキング込みとかなりお得な物件を見つけられ、引越しが楽しみです。
ただ気になるのは、もうひとつの835€の物件の借り手がいまだに見つからないらしいこと。
この値段で、暖房・お湯込みでパーキングがついていなくても、場所からいってかなりお得だと思うのですが・・・
それともサロンと寝室が完全に分かれていないのを、敬遠する人が多いのでしょうか。
また前回のように、私たちだけ見落とした欠陥があったりしないことを祈ります・・・
PR
部屋探し再開-見学した物件の数
見学した物件の数は前回と比べて少なくなりました。
というのも探し始めたころは、礼金をまた支払うのを避けたかったので、PAPの広告を中心に探していたからです。
PAPは個人の家主が個人に貸すという目的の広告を集めたもので、昔は雑誌だったのですが、今はインターネットサイトで無料で検索できます。
PAPは不動産屋を通さないので礼金を払わなくて良いのですが、家賃は高めの物件が多いため、あまり条件にあう物件広告が見つかりませんでした。
(個人が貸しているので、結構ひどい物件もあったりします・・・)
2月に入り、階段で偶然会った向かいの隣人に「誰かアパート探している人知らないですか?」と聞かれました。
突然だったのでその時は、「あ、いまぱっと出てこないですけど、誰か見つかれば連絡します」と答えてしまったのですが、家に帰って「あ、私たちが探しているじゃん」ということに気づきました。
その後すぐに、彼のドアをノックし、アパートを見せてもらいました。
彼曰く、そこは32平米で750€で、知り合いに借りているとのことでした。
アパートは窓の外は中庭に面していて緑がいっぱいで、近くに建物がなく人の目が気になりませんでした。
気になった点は、キッチンと、アパートは清潔ではあったのですが、しばらく改装をしていない感があり、こちらの家主もあまりお金をかけたくないタイプという感じが漂っていた点。
それでも、隣人は2年間湿気などの問題は一切ないと言っていたのと、この物件なら面倒くさい住所変更が省けるという利点がありました。
彼はアパートを購入し、そこに引っ越すのでその後に入ってくれる人を探し始めたところだということでした。
アパート購入の諸手続きが完了し、彼が引越しできるようになるのはおそらく5月頭頃になるということで、銀行のローンの審査が通ればはっきり決められるので、その返事が来る3月頭にまた連絡してくれるとのことでした。
3月頭になり、彼の連絡を待っていましたがなかなか来ないので、こちらから聞きに行ったところ、銀行の担当者がバカンスでまだ返事が来ないとのこと。
返事があればすぐに連絡してくれるとのことでした。
こちらの物件が確定するのを待ちながらの物件探しだったので、あまりモチベーションも高まらず、見学したのはたった1件。
92件のChavilleという78県に近い郊外の市で、郊外のわりに3路線の電車が通っていて、駅近くの物件を見つけるのが大変な他の地域と比べて、郊外でありながら交通の便はなかなかよさそうです。
物件は駅から近い35平米の1DKで暖房込みで810€。(お湯は別)
大家さんは「内装は借家人に自由にやってもらってるの」と、借家にお金をかけたくないタイプの人で、かなり長い間改装されていない、そして大家さんに改装する気がまったくない物件でした。
ただ、清潔で湿気等の問題はなさそうだったので、まずまずの物件でしたが、街自体が同居人の彼のお気に召さず書類の提出にはいたりませんでした。
見学したのは、この物件、隣人のアパートと最終的に契約することになった物件を含めて、この物件とみっつだけです。
見学した物件の数は前回と比べて少なくなりました。
というのも探し始めたころは、礼金をまた支払うのを避けたかったので、PAPの広告を中心に探していたからです。
PAPは個人の家主が個人に貸すという目的の広告を集めたもので、昔は雑誌だったのですが、今はインターネットサイトで無料で検索できます。
PAPは不動産屋を通さないので礼金を払わなくて良いのですが、家賃は高めの物件が多いため、あまり条件にあう物件広告が見つかりませんでした。
(個人が貸しているので、結構ひどい物件もあったりします・・・)
2月に入り、階段で偶然会った向かいの隣人に「誰かアパート探している人知らないですか?」と聞かれました。
突然だったのでその時は、「あ、いまぱっと出てこないですけど、誰か見つかれば連絡します」と答えてしまったのですが、家に帰って「あ、私たちが探しているじゃん」ということに気づきました。
その後すぐに、彼のドアをノックし、アパートを見せてもらいました。
彼曰く、そこは32平米で750€で、知り合いに借りているとのことでした。
アパートは窓の外は中庭に面していて緑がいっぱいで、近くに建物がなく人の目が気になりませんでした。
気になった点は、キッチンと、アパートは清潔ではあったのですが、しばらく改装をしていない感があり、こちらの家主もあまりお金をかけたくないタイプという感じが漂っていた点。
それでも、隣人は2年間湿気などの問題は一切ないと言っていたのと、この物件なら面倒くさい住所変更が省けるという利点がありました。
彼はアパートを購入し、そこに引っ越すのでその後に入ってくれる人を探し始めたところだということでした。
アパート購入の諸手続きが完了し、彼が引越しできるようになるのはおそらく5月頭頃になるということで、銀行のローンの審査が通ればはっきり決められるので、その返事が来る3月頭にまた連絡してくれるとのことでした。
3月頭になり、彼の連絡を待っていましたがなかなか来ないので、こちらから聞きに行ったところ、銀行の担当者がバカンスでまだ返事が来ないとのこと。
返事があればすぐに連絡してくれるとのことでした。
こちらの物件が確定するのを待ちながらの物件探しだったので、あまりモチベーションも高まらず、見学したのはたった1件。
92件のChavilleという78県に近い郊外の市で、郊外のわりに3路線の電車が通っていて、駅近くの物件を見つけるのが大変な他の地域と比べて、郊外でありながら交通の便はなかなかよさそうです。
物件は駅から近い35平米の1DKで暖房込みで810€。(お湯は別)
大家さんは「内装は借家人に自由にやってもらってるの」と、借家にお金をかけたくないタイプの人で、かなり長い間改装されていない、そして大家さんに改装する気がまったくない物件でした。
ただ、清潔で湿気等の問題はなさそうだったので、まずまずの物件でしたが、街自体が同居人の彼のお気に召さず書類の提出にはいたりませんでした。
見学したのは、この物件、隣人のアパートと最終的に契約することになった物件を含めて、この物件とみっつだけです。
また部屋探し再開
2人の仕事場との兼ね合いもあり、場所の選択に悩みました。
私は新居に越してきてから職場がかわり、二時間近くかかるようになり、どうせならエリアを変えたいという気持ちがありましたが、同居人の彼は将来勤めたい先が新居のすぐ近くなので、エリアを変えたくないといいます。
また、引越ししてから850€の家賃は私たちにとってちょっと高いということに気づき、予算も見直さなければなりませんでした。
まず、電気代が思った以上にかかること。
2人とも以前は暖房とお湯がアパートから供給されるシステムのところ住んでいたので、電気代は2ヶ月で30€ほどでしたが、引越し先はお湯も暖房も自分たちで電気代を払わなければいけません。
中央暖房・中央給湯の建物は、共益費が高めですが電気代を抑えられるのと、快適さという面でも優れていると思います。
新居では冬夏平均して毎月70€かかる計算になり、2ヶ月に30€以下しか払っていなかった私にとって、予想外の出費でした。
また、中央暖房は自分で調整できないという欠点はありますが、電気暖房よりむらなく暖かさが広がる気がします。
さらに、こちらの給湯はタンクに一定量のお湯をためて使うしくみで、タンクのお湯を使い切ってしまうと、タンクがまた水を温めるまでお湯が使えないという不便な点があります。
私たちはアパートを見学したときに、タンクが2人分のお湯を提供するのには小さすぎるという点に気がつきませんでした(お互いに中央給湯のアパートにいたので)。
シャワーをあまりお湯を使わないように気を使って浴びないと、次の人が途中から水しか使えなくなるという不便さ。
また、台所のお湯も同じタンクからの供給なので、夜の食器洗いにお湯を使ってしまうと、シャワーでお湯が使えなくなるので、食器洗いはお湯を湯沸かし器で沸かしたお湯を使うという不便さ。
家賃を100€下げてもらっていたので、なんとか電気代も払うことができましたが、750€の家賃でもあまり余裕がないのに、850€で中央暖房・給湯でないとなると、とてもやっていけないことに気がつきました。
プラス、私は2012年始めて所得税をはらったのですが、2年目からは確定申告前から、去年支払った税金を目安に所得税を前払いしなければならないことを知りました。
確定申告は5月に行い、8月に所得税の確定額が送られてきます。
所得税支払い開始1年目の2012年は秋に全額一括払いしました。
かなりの出費でしたが、それから間もない2013年の1月に、2013年の所得税予想額の3分の1を支払うようにとの税務署からの手紙がきました。
手続きをして、毎月払いにしましたが、それでも毎月100€以上の出費が増えることになりました。(日本の新卒以下のお給料でもです!)
結果、家賃は800€以下、800€に近ければ中央暖房・中央給湯の物件、もしそうでなければ家賃は750€以下という目安で探しはじめました。
2人の仕事場との兼ね合いもあり、場所の選択に悩みました。
私は新居に越してきてから職場がかわり、二時間近くかかるようになり、どうせならエリアを変えたいという気持ちがありましたが、同居人の彼は将来勤めたい先が新居のすぐ近くなので、エリアを変えたくないといいます。
また、引越ししてから850€の家賃は私たちにとってちょっと高いということに気づき、予算も見直さなければなりませんでした。
まず、電気代が思った以上にかかること。
2人とも以前は暖房とお湯がアパートから供給されるシステムのところ住んでいたので、電気代は2ヶ月で30€ほどでしたが、引越し先はお湯も暖房も自分たちで電気代を払わなければいけません。
中央暖房・中央給湯の建物は、共益費が高めですが電気代を抑えられるのと、快適さという面でも優れていると思います。
新居では冬夏平均して毎月70€かかる計算になり、2ヶ月に30€以下しか払っていなかった私にとって、予想外の出費でした。
また、中央暖房は自分で調整できないという欠点はありますが、電気暖房よりむらなく暖かさが広がる気がします。
さらに、こちらの給湯はタンクに一定量のお湯をためて使うしくみで、タンクのお湯を使い切ってしまうと、タンクがまた水を温めるまでお湯が使えないという不便な点があります。
私たちはアパートを見学したときに、タンクが2人分のお湯を提供するのには小さすぎるという点に気がつきませんでした(お互いに中央給湯のアパートにいたので)。
シャワーをあまりお湯を使わないように気を使って浴びないと、次の人が途中から水しか使えなくなるという不便さ。
また、台所のお湯も同じタンクからの供給なので、夜の食器洗いにお湯を使ってしまうと、シャワーでお湯が使えなくなるので、食器洗いはお湯を湯沸かし器で沸かしたお湯を使うという不便さ。
家賃を100€下げてもらっていたので、なんとか電気代も払うことができましたが、750€の家賃でもあまり余裕がないのに、850€で中央暖房・給湯でないとなると、とてもやっていけないことに気がつきました。
プラス、私は2012年始めて所得税をはらったのですが、2年目からは確定申告前から、去年支払った税金を目安に所得税を前払いしなければならないことを知りました。
確定申告は5月に行い、8月に所得税の確定額が送られてきます。
所得税支払い開始1年目の2012年は秋に全額一括払いしました。
かなりの出費でしたが、それから間もない2013年の1月に、2013年の所得税予想額の3分の1を支払うようにとの税務署からの手紙がきました。
手続きをして、毎月払いにしましたが、それでも毎月100€以上の出費が増えることになりました。(日本の新卒以下のお給料でもです!)
結果、家賃は800€以下、800€に近ければ中央暖房・中央給湯の物件、もしそうでなければ家賃は750€以下という目安で探しはじめました。
さて、今回試したチーズケーキは、大型スーパーチェーンのAuchanブランドのもの。
近くのSIMPLY MARKETというAuchanグループのスーパーで買いました。
1.72€(2013年5月現在)と、気軽にためせる価格。
パッケージからしても、美味しそうな感じです。

さて実際のお味はというと・・・

食べた瞬間、いかにも化学添加物というレモンの味が・・・
チーズの部分もコクが足りなく、ビスケットもかなり水分が浸透していてイマイチ・・・
まあ、値段からいって仕方ないのですが、リピートはないですね。
近くのSIMPLY MARKETというAuchanグループのスーパーで買いました。
1.72€(2013年5月現在)と、気軽にためせる価格。
パッケージからしても、美味しそうな感じです。
さて実際のお味はというと・・・
食べた瞬間、いかにも化学添加物というレモンの味が・・・
チーズの部分もコクが足りなく、ビスケットもかなり水分が浸透していてイマイチ・・・
まあ、値段からいって仕方ないのですが、リピートはないですね。
パリに着てから、いろいろなパン屋さん・ケーキ屋さんを試したのですが、一番気に入ったのがLe Triompheというお店。
ただこのお店はクラッシックなフランスのお菓子専門で、チーズケーキ等々のアメリカンなものはなく、当ブログに登場する機会がなかったのですが、かなりおすすめなので今回紹介します。
このお店は観光客があまり訪れることのない、パリの東側(12区、20区とサン・マンデ)を中心に3店舗出しているのですが、お惣菜とデザートを売っている老舗という感じが漂うお店。
パンは売っていないのですが、いわゆるビエノワズリーと呼ばれるクロワッサン、パン・オ・ショコラ等の甘い菓子パンは売っていて、こちらもおすすめ。
とくにここのクロワッサンはさくさくで絶品です。
一般のクロワッサンよりちょっとだけ高めですが、その価値十分にあります。
また、このお店のパン・オ・レザンは、ちょっと変わっていて、ホワイトレーズンとラム酒を使っているのが特徴。朝フレッシュなうちに食べるとこれもおいしい。

ケーキはオリジナルのケーキもたくさん出していて、見た目も美しく、そして味も繊細。
値段は3から4€前後と、ボリューム、味、そしてお菓子の出来からいって、まったく高くないと思います。
パリの中心地だと、ちょっときれいめなケーキはすぐに4€以上したりして、これで4€もするのか、買うのやめようとなるのですが、Le Triompheのケーキは4€が高いと思わせない美しさです。

今回試したのは、ラム酒のアイシングがしてあるミルフィーユと、Savarin Crème Chiboustというケーキ。
ミルフィーユはクリームが私には重すぎてあまり好みではないですが、Savarin Crème Chiboustはおいしかったです。
さくらんぼのクラフティーにクレーム・ブリュレがのっているという、オリジナルなケーキ。
その他、行く度に次はあれを食べてみたい!というケーキが勢ぞろいです。
近くに住んでいない限りあまり足を運ぶ機会のない地区ですが、もし近くを通った場合はぜひ足を運んでみてください。
Le Triomphe
95 rue d’Avron 75020 PARIS
Tél. : 01 43 73 24 50
Fax : 01 43 73 23 50
Métro : Maraîchers
月曜休
その他2店舗
http://www.letriomphe.net/
ただこのお店はクラッシックなフランスのお菓子専門で、チーズケーキ等々のアメリカンなものはなく、当ブログに登場する機会がなかったのですが、かなりおすすめなので今回紹介します。
このお店は観光客があまり訪れることのない、パリの東側(12区、20区とサン・マンデ)を中心に3店舗出しているのですが、お惣菜とデザートを売っている老舗という感じが漂うお店。
パンは売っていないのですが、いわゆるビエノワズリーと呼ばれるクロワッサン、パン・オ・ショコラ等の甘い菓子パンは売っていて、こちらもおすすめ。
とくにここのクロワッサンはさくさくで絶品です。
一般のクロワッサンよりちょっとだけ高めですが、その価値十分にあります。
また、このお店のパン・オ・レザンは、ちょっと変わっていて、ホワイトレーズンとラム酒を使っているのが特徴。朝フレッシュなうちに食べるとこれもおいしい。
ケーキはオリジナルのケーキもたくさん出していて、見た目も美しく、そして味も繊細。
値段は3から4€前後と、ボリューム、味、そしてお菓子の出来からいって、まったく高くないと思います。
パリの中心地だと、ちょっときれいめなケーキはすぐに4€以上したりして、これで4€もするのか、買うのやめようとなるのですが、Le Triompheのケーキは4€が高いと思わせない美しさです。

今回試したのは、ラム酒のアイシングがしてあるミルフィーユと、Savarin Crème Chiboustというケーキ。
ミルフィーユはクリームが私には重すぎてあまり好みではないですが、Savarin Crème Chiboustはおいしかったです。
さくらんぼのクラフティーにクレーム・ブリュレがのっているという、オリジナルなケーキ。
その他、行く度に次はあれを食べてみたい!というケーキが勢ぞろいです。
近くに住んでいない限りあまり足を運ぶ機会のない地区ですが、もし近くを通った場合はぜひ足を運んでみてください。
Le Triomphe
95 rue d’Avron 75020 PARIS
Tél. : 01 43 73 24 50
Fax : 01 43 73 23 50
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月曜休
その他2店舗
http://www.letriomphe.net/
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性別:
女性
自己紹介:
日本の大学でフランス語を専攻。その後就職難に見舞われ、2004年からフランスで学生&アルバイト生活をはじめる。
2010年に、国際ビジネス修士号を取得し長い学生生活に終止符を打つ。
現在はとりあえず超文系にもかかわらずエンジニアリング系の会社でサラリーマン生活。
2010年に、国際ビジネス修士号を取得し長い学生生活に終止符を打つ。
現在はとりあえず超文系にもかかわらずエンジニアリング系の会社でサラリーマン生活。
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