フランスで海外就職し、地味なサラリーマン生活を送る私の日常。
さて、今回は6月に引っ越ししてきて以来、もうかなりたってしまっているのですが、新居について書きたいと思います。
最初は水回りのトラブル等があり、また今回もートラブル!!と思ったのですが、今では落ち着いてがんばって引っ越ししてよかったなと思います。
最初のトラブルは、フランスではつきものの水漏れ。。。といってもこちらが私が賃貸契約した5つ目の物件ですが、今まで実際に水回りのトラブルがあったのは2件のみ。
でも日本と比べてしまうとかなり高い確率ですかね。
引っ越しして第一週目、台所のシンクの下の水道管から、水が少しこぼれているのを発見。
さっそく管理人さんに電話して、他のアパートを工事している人にきてもらったのですが、その時には同じ現象は起こらず、特に問題はないということになりました。
数日後、洗濯機を回していると、排水の時にいきなり洗濯機の排水管を入れているパイプから水があふれだし、もし洗濯機をまわしたまま出かけていたら、あやうくアパートじゅうが水浸しになるところでした。
また管理人さんに電話をし、今度はフランス人の担当者がやってきて(それまではエジプト系の人がきていたそうです)、排水管がつまっているということで、排水管のつまりをとる作業をし、一件落着。
その他、初日に管理人さんと発見したのが、洗面所の鏡がななめに取りつけられていたこと・・・
もともと全く高級物件ではないので、お風呂をリフォームするといわれていても、あんまり期待してなかったのですが、これはひどい・・・でもこんなの直せるのだろうか。。。
結局これも、管理人さんが工事の人を呼んでくれて、今ではまっすぐに直してもらいました。
今解決してほしいのは玄関のドアの鍵。
外から鍵をかけてしまうと、中にいる人が中から鍵を空けれなくなるというこまった問題が・・・
まあ、鍵を買えるのはお金がかかるので、すぐには直してもらえないでしょう。
ちょこちょこした問題はあったものの、湿気は全くなし(むしろとても乾燥している)、前よりも6平方ですが少し広いので(それでも36平米なのでまあ狭いのですが)、なかなか快適だと思います。
少しずつ冬が近づいてきているので、中央暖房が入るころが楽しみです。
PR
部屋探しのフランス語
簡単にですが、フランスで部屋探しをするときの、キーワードと、フランス語での不動産物件広告に良く使われる用語をまとめます。
1.築年数とエネルギー効率
日本の物件広告に、必ず書いてある築年数。
日本の物件のお家賃は築年数によって結構かわりますが、フランスでは基本的に築年数は家賃の設定とはあまり関係ありません。
広告によって書いてあるものと書いてないものとバラバラ。
immeuble ancienとあったら、1930年以前のもの、Immeuble récentとあったら1970年以降に建てられたものというのを大体の目安にすればいいと思います。
古い建物と近代建築どちらがいいか、一口には言えません。
せっかくパリにいるのだから、「パリらしい」古い建物に住みたいという人も多いようです。
一般的に古い建物のほうが、断熱や防音などの点で問題が多いようです。
断熱については、最近の不動産広告に記載されるようになった「DIAGNOSTIC PERFORMANCE ENERGETIQUE」の「COMSOMMATIONS ENERGETIQUES」を参考にすればよいと思います。
部屋のエネルギー効率をAからGの7段階で評価しており、Aだと電気消費量が少なく(=エネルギー効率がよい)、逆にGだと電気消費量が多くなる(=エネルギー効率が悪い)ことをあらわしています。
エネルギー効率は特に冬の寒い時期の暖房費に影響を与えます。
もちろん効率が悪ければ悪いほど、冬の電気代があがるということです。
古い建物はF 評価が多く、すべての物件を含め一番良い評価でもDぐらいまでで、Dだとほぼ近代建築です。
C以上の評価をみかけることはほとんどありませんが、築1年などごく最近建てられたものだと、時々見ることがあります。
ちなみに私たちの20区のアパートの評価はG。
しかも広告にこの評価は出ていず、契約のときに知りました。
広告にGとあったら、おそらくこのアパートは見学していなかったと思いますが、あまりに物件が決まらなくてあせっていたので、すっかりエネルギー効率のことをチェックし忘れていました。
時々DIAGNOSTIC en cours = 現在評価途中と出ている広告もありますが、契約前にしっかり確認することが重要だと思います。
逆に暖房がたてものから供給される中央暖房の場合は、暖房代が管理費に入っているので、あまりエネルギー効率評価を気にする必要はないかと思います。
私の二度目のアパート探しは、評価D以上なら中央暖房でなくても可、評価E以下の建物は中央暖房の物件のみという基準で探しました。
2.部屋の数
フランスの部屋数は日本の表示の仕方に比べてシンプルで、日本であまり部屋探しをしたことのない私は本ブログ中で、日本語での部屋数を時々間違えて翻訳していました。
F1、T1、またはSTUDIO --- 一部屋の物件。キッチンが独立している(cuisine séparée)か等は広告の中身を読むか、実際に見学しないとわかりません。いわゆる日本で言う、1R、1Kまたは1DKに相当します。
狭ければ狭いほど、キッチンが独立していない可能性が高いです。
F2 、T2または2 Pièces --- 二部屋の物件。二部屋といっても、リビングも一部屋に数えるので、リビングと寝室1つということになります。日本で言うと1LDKという感じでしょうか。
その後部屋数が多くなるごとに、3 Pièces 、4 Piècesと表示されますが、常にリビング+寝室の数なので、寝室の数は4 Piècesなら3つということです。
日本でい3LDKはフランスで言うと4 Piècesということになります。
3.お風呂など・・・
基本的にSalle de bainとあれば浴槽があり、Salle d’eau とあればシャワーのみです。
また、トイレ別かどうかは書いてある広告と書いていないものがありますが、フランス人は日本人ほどこの点は気にしないようです。
ただ、人とシェアする場合はこだわったほうがよい点ですね。
また台所についてですが、冷蔵庫、コンロなど調理に必要なものがついている場合はcuisine équipéeという表示があり、そうでない場合はcuisine semi-équipée またcuisine non équipée などの表現が見られますが、何も表記がない場合もあるので、その場合は電話で見学の予約をするときに聞くか、見学の際にチェックする必要があります。
4.家具付きと家具なし
物件によっては、meublé (家具付き)とnon meublé(家具なし)という表示をみかけることがあります。
家具付きとは文字通り、家具がついた物件で、外国人向けの物件に多いです。
家具付き物件とは、基本的に生活に必要最低限のものがそろっていることが条件です。
具体的にキッチンと寝具が整っていることが、家具付きとして貸すときの条件のようです。
テレビや電子レンジなどは、かならずしもついているとは限りません。
また家具付き物件は、退去通告期間が一カ月と、家具なし物件の三ヶ月と比べて短くなっています。
短期しか滞在しない場合は便利な家具付物件ですが、フランス人が出している一般の賃貸広告ではあまり見かけることがありません。
また家具付き物件の場合、敷金を2か月分要求されることが多いです。
家具付といっても、大家さんによって家具の質はまちまち。
あきらかに大家さんが使わなくなった家具の寄せ集めという感じの物件もあれば、デラックスな家具付の物件もあります。
5.家賃、保証人など・・・
家賃(Loyer)の表示ですが、管理費(Charge)込みで表示されている場合と、別々で表示されている場合があります。
もし700 euro CC とあれば、CC = Charge compriseという意味で、管理費込みの値段。
逆に700 euro HCとあれば、HC = Hors chargeで、管理費抜きの値段。
ほとんどの広告にはわかりやすく書いてあるので、注意をしてみてください。
もし、管理費別で管理費の値段がはっきり書いていないようなら、連絡を取るときに質問しましょう。
管理費の値段は物件によってまちまちなので、うやむやにしておくとあとあと予算オーバーということになりかねません。
管理費に何が入っているかですが、基本は水道代と建物管理費(清掃費用など)です。
部屋の面積が広ければ広いほど高い費用を払うことになります。
また暖房やお湯が建物から供給される場合は、その費用も入っているので、暖房やお湯が個人供給の建物と比べて管理費は高い場合が多いです。
家賃以外に入居時にかかる費用として、Cautionと呼ばれるいわゆる敷金に相当するもの、また不動産経由ならHonorairesといって礼金に相当するものを支払うのが一般的です。
Cautionは家具なしだと管理費抜きの家賃一カ月分(家具なしの場合、一カ月分以上の敷金を要求することは法律で禁止されています)、また家具つきだと二ヶ月分要求されることが多いです。このお金は、退去時に問題がない限り戻ってきます。
Honorairesは不動産屋さんによっても、また同じ不動産屋さんでも物件によって違うようです。
大体チャージ込みの家賃一カ月分前後という感じでしょうか。
パリ市内の物件のほうが高めに設定されていることが多い印象をうけました。
あまり家賃と比べて安い場合は、家主のリストを買わされるだけの場合もあるので要注意です。
このお金は残念ながら返ってきません。
なので、個人の家主から直接借りるPAPの広告が人気なんですね。
また家賃の三倍のお給料でも、保証人を要求されることがあります。
その場合は借家人を同じ書類の提出を保証人にも要求され、保証人は家賃の四倍のお給料を要求されることもしばしば。
保証人はGarantと表示されていますが、それ以外の表記で、Caution parentaleとあれば両親が保証人になることが求められ(学生向けのStudio物件広告などによく見られます)、Garanties demandéesも保証人や銀行保障などなんらかの保障が必要だということです。
簡単にですが、フランスで部屋探しをするときの、キーワードと、フランス語での不動産物件広告に良く使われる用語をまとめます。
1.築年数とエネルギー効率
日本の物件広告に、必ず書いてある築年数。
日本の物件のお家賃は築年数によって結構かわりますが、フランスでは基本的に築年数は家賃の設定とはあまり関係ありません。
広告によって書いてあるものと書いてないものとバラバラ。
immeuble ancienとあったら、1930年以前のもの、Immeuble récentとあったら1970年以降に建てられたものというのを大体の目安にすればいいと思います。
古い建物と近代建築どちらがいいか、一口には言えません。
せっかくパリにいるのだから、「パリらしい」古い建物に住みたいという人も多いようです。
一般的に古い建物のほうが、断熱や防音などの点で問題が多いようです。
断熱については、最近の不動産広告に記載されるようになった「DIAGNOSTIC PERFORMANCE ENERGETIQUE」の「COMSOMMATIONS ENERGETIQUES」を参考にすればよいと思います。
部屋のエネルギー効率をAからGの7段階で評価しており、Aだと電気消費量が少なく(=エネルギー効率がよい)、逆にGだと電気消費量が多くなる(=エネルギー効率が悪い)ことをあらわしています。
エネルギー効率は特に冬の寒い時期の暖房費に影響を与えます。
もちろん効率が悪ければ悪いほど、冬の電気代があがるということです。
古い建物はF 評価が多く、すべての物件を含め一番良い評価でもDぐらいまでで、Dだとほぼ近代建築です。
C以上の評価をみかけることはほとんどありませんが、築1年などごく最近建てられたものだと、時々見ることがあります。
ちなみに私たちの20区のアパートの評価はG。
しかも広告にこの評価は出ていず、契約のときに知りました。
広告にGとあったら、おそらくこのアパートは見学していなかったと思いますが、あまりに物件が決まらなくてあせっていたので、すっかりエネルギー効率のことをチェックし忘れていました。
時々DIAGNOSTIC en cours = 現在評価途中と出ている広告もありますが、契約前にしっかり確認することが重要だと思います。
逆に暖房がたてものから供給される中央暖房の場合は、暖房代が管理費に入っているので、あまりエネルギー効率評価を気にする必要はないかと思います。
私の二度目のアパート探しは、評価D以上なら中央暖房でなくても可、評価E以下の建物は中央暖房の物件のみという基準で探しました。
2.部屋の数
フランスの部屋数は日本の表示の仕方に比べてシンプルで、日本であまり部屋探しをしたことのない私は本ブログ中で、日本語での部屋数を時々間違えて翻訳していました。
F1、T1、またはSTUDIO --- 一部屋の物件。キッチンが独立している(cuisine séparée)か等は広告の中身を読むか、実際に見学しないとわかりません。いわゆる日本で言う、1R、1Kまたは1DKに相当します。
狭ければ狭いほど、キッチンが独立していない可能性が高いです。
F2 、T2または2 Pièces --- 二部屋の物件。二部屋といっても、リビングも一部屋に数えるので、リビングと寝室1つということになります。日本で言うと1LDKという感じでしょうか。
その後部屋数が多くなるごとに、3 Pièces 、4 Piècesと表示されますが、常にリビング+寝室の数なので、寝室の数は4 Piècesなら3つということです。
日本でい3LDKはフランスで言うと4 Piècesということになります。
3.お風呂など・・・
基本的にSalle de bainとあれば浴槽があり、Salle d’eau とあればシャワーのみです。
また、トイレ別かどうかは書いてある広告と書いていないものがありますが、フランス人は日本人ほどこの点は気にしないようです。
ただ、人とシェアする場合はこだわったほうがよい点ですね。
また台所についてですが、冷蔵庫、コンロなど調理に必要なものがついている場合はcuisine équipéeという表示があり、そうでない場合はcuisine semi-équipée またcuisine non équipée などの表現が見られますが、何も表記がない場合もあるので、その場合は電話で見学の予約をするときに聞くか、見学の際にチェックする必要があります。
4.家具付きと家具なし
物件によっては、meublé (家具付き)とnon meublé(家具なし)という表示をみかけることがあります。
家具付きとは文字通り、家具がついた物件で、外国人向けの物件に多いです。
家具付き物件とは、基本的に生活に必要最低限のものがそろっていることが条件です。
具体的にキッチンと寝具が整っていることが、家具付きとして貸すときの条件のようです。
テレビや電子レンジなどは、かならずしもついているとは限りません。
また家具付き物件は、退去通告期間が一カ月と、家具なし物件の三ヶ月と比べて短くなっています。
短期しか滞在しない場合は便利な家具付物件ですが、フランス人が出している一般の賃貸広告ではあまり見かけることがありません。
また家具付き物件の場合、敷金を2か月分要求されることが多いです。
家具付といっても、大家さんによって家具の質はまちまち。
あきらかに大家さんが使わなくなった家具の寄せ集めという感じの物件もあれば、デラックスな家具付の物件もあります。
5.家賃、保証人など・・・
家賃(Loyer)の表示ですが、管理費(Charge)込みで表示されている場合と、別々で表示されている場合があります。
もし700 euro CC とあれば、CC = Charge compriseという意味で、管理費込みの値段。
逆に700 euro HCとあれば、HC = Hors chargeで、管理費抜きの値段。
ほとんどの広告にはわかりやすく書いてあるので、注意をしてみてください。
もし、管理費別で管理費の値段がはっきり書いていないようなら、連絡を取るときに質問しましょう。
管理費の値段は物件によってまちまちなので、うやむやにしておくとあとあと予算オーバーということになりかねません。
管理費に何が入っているかですが、基本は水道代と建物管理費(清掃費用など)です。
部屋の面積が広ければ広いほど高い費用を払うことになります。
また暖房やお湯が建物から供給される場合は、その費用も入っているので、暖房やお湯が個人供給の建物と比べて管理費は高い場合が多いです。
家賃以外に入居時にかかる費用として、Cautionと呼ばれるいわゆる敷金に相当するもの、また不動産経由ならHonorairesといって礼金に相当するものを支払うのが一般的です。
Cautionは家具なしだと管理費抜きの家賃一カ月分(家具なしの場合、一カ月分以上の敷金を要求することは法律で禁止されています)、また家具つきだと二ヶ月分要求されることが多いです。このお金は、退去時に問題がない限り戻ってきます。
Honorairesは不動産屋さんによっても、また同じ不動産屋さんでも物件によって違うようです。
大体チャージ込みの家賃一カ月分前後という感じでしょうか。
パリ市内の物件のほうが高めに設定されていることが多い印象をうけました。
あまり家賃と比べて安い場合は、家主のリストを買わされるだけの場合もあるので要注意です。
このお金は残念ながら返ってきません。
なので、個人の家主から直接借りるPAPの広告が人気なんですね。
また家賃の三倍のお給料でも、保証人を要求されることがあります。
その場合は借家人を同じ書類の提出を保証人にも要求され、保証人は家賃の四倍のお給料を要求されることもしばしば。
保証人はGarantと表示されていますが、それ以外の表記で、Caution parentaleとあれば両親が保証人になることが求められ(学生向けのStudio物件広告などによく見られます)、Garanties demandéesも保証人や銀行保障などなんらかの保障が必要だということです。
みっつ目の物件見学
4月に入っても、隣人からはまったく連絡がありません。
私たちとすれ違うのを避けているのかしらと思うことも。
あまりしつこく聞くのも、彼に早く出て行けというみたいな感じなので、とりあえずこの隣人はあてにせず、不動産屋も含めて本格的に探すことにしました。
Se Logerのアプリに探している物件の条件を入れ直し、アラートが入るたびに広告をチェックするという毎日がまた始まりました。
今回はどうしても中央暖房という表記がないと電話をする気になれず、また条件にあう物件があっても、礼金が800€を越していると電話する気になれず・・・
礼金が1000€を超える物件もかなりあって、なかなか見学にまでたどり着かない日々が続きました。
パリの東エリアの広告2件に電話をしましたが、1件は結局大家さんが貸すのをやめることにしたということで見学できず、もう一件は金曜の夜に出た広告で、月曜の朝電話をしたら(土曜日も一応しましたが事務所はしまっているようでした)、「その物件は金曜日のうちに借り手が見つかりました」とのことで、見学できず。
ああ、今回もまた大変そうだな・・・去年も4月ごろから探し始めて、8月までかかったんだっけ・・・またこのアパートで冬を越すことになったらどうしよう・・・
と、暗くなりかけていたときに、パリ西郊外のBoulogne の物件で目を引く広告が1件。
Boulogneは78県への通勤にも都合がよく、郊外でもメトロが2線通っていて、治安も良い地域(なので家賃は郊外の中では高めでパリとあまりかわりません)。
760€、36平米で暖房込みの1DK。そして礼金が600€!!すぐに電話をかけました。
(礼金はほぼ共益費込みの家賃と同じ額か、それより高い場合が多いです。たまに250€などと書いてある広告もありますが、大家さんの連絡先リストを250€で買わせるだけの場合もあるので、あまり安すぎる場合は要注意です。)
電話をかけたのは金曜日。
不動産屋さんによると、「1DKというよりはでっかい1Kで寝室とサロンの間にしきりがあるだけですよ」とのこと。
それでも、しきりがあるだけでもかなり違うので、早速見学の申し込み。
「見学は平日しかだめですか?土曜日は無理でしょうか?」
「どちらかというと平日だけど、じゃあ明日の土曜日の9:30はどうですか。」
「はい、それでお願いします。」
その後、この不動産屋さんのサイトで物件の広告を確認。
そこで、同じ建物内に、同じタイプの物件があと3つもあることを発見。
どれも「広い1K」で、36平米。
ただ値段が、760€から880€とバラバラでした。
ここで不動産屋さんに再び電話をかけ、同じ建物内のほかの物件も見せてほしいとお願いしました。
さて見学当日。
建物は同じタイプのが二つあり、かなり大きな集合住宅。1970年に建てられたそうです。
1970年といっても、こちらの建物では新しい方で、近代建築と呼ばれています。
不動産屋さんは来るなり、「760€の物件はディレクターからストップがかかって、お見せできなくなりました。これから工事をして、家賃も上がる可能性があります。今日は827€と835€の物件をお見せします」とのこと。
830€前後でも暖房とお湯が共益費に入っているなら、お得です。
827€の部屋は7階で、窓からの景色がとてもよく、真正面に建物がないので人の目も気になりません。
エッフェル塔まで見えます。
まだ工事中とのことで、雑然とした感じでしたが、寝室以外、キッチン、風呂場、サロンとどの部屋も今のアパートと比べて広々としています。
東向きということで、朝見学したので光がいっぱいで明るい点も気に入りました。
次に建物をもう1つの建物に移動して、3階の物件を見せてもらいました。
こちらはもう工事が終わっていて、アパートの間取り自体はまったく、最初に見学したものと同じですが、窓から見えるのはさっき見学したアパートの建物で、眺めが最初に見学したものと比べるとかなりイマイチ。
そして西向きということで、先ほどのアパートより朝なので当然ながら暗め。
今の20区のアパートが西向きで、日中暗いのを経験しているののと、お向かいの隣人のアパートがちょうど東向きで、とても明るいといっていたので、最初に見たアパートに書類を提出することにしました。
「月曜日までにメールで書類を送ってもらえれば、月曜日にアパートをおさえます。」とのこと。
どこの物件も、大家さんに2つ3つの書類を提出して選んでもらうというのが通常なのに、私たちの書類しか提出しないなんて、ラッキー。
低所得の私たちは、他の書類と比べられると選ばれる確率がとても低いのです。
この物件、2つの建物とも保険会社のアクサが所有しているらしいので、おそらく自分たちの家賃未払い保険で万が一のときはカバーできるので、借家人の収入が基準ラインをパスしていれば、こだわらないのかもしれません。
また、不動産屋さんは私に日本人かと聞いてきて、私がなぜわかったんですかと聞くと、この辺は日本人多いんだよとのこと。
確かに日本人学校に行くバスが近くから出ているのもあり、おそらく海外赴任組の家族連れ日本人が多いのでしょう。
フランス人大家さんの中には、日本人は家賃もきちんと払うし、アパートをきれいに使うということで、日本人に貸したがる人も一部います。
(もちろん、外国人向けということで、家賃を高めに設定できるという理由で貸している人もいると思います。)
この不動産屋さんももしかすると、日本人借家人によい印象を持っていたのかもしれません。
要求された書類はクラッシックなもの。
おもしろかったのは、身分証明書コピーの写真を隠すこととあったこと。
私のパートナーの身分証明書の写真は、郊外の不良少年に見えるので、写真を隠せるのはこちらに有利です。
全ての書類をスキャンし、サイズが大きすぎるものはサイズを小さくしてから、むこうが確実に受信できるようにメールで数回に分けて送りました。
書類提出から契約まで
月曜日に不動産屋さんから連絡があり、家賃は最終的に822€で、全ての書類を無事受け取ったので、書類を審査に出すので2・3日後にまた連絡しますとのこと。
OKの連絡をもらえるまで、ドキドキの日が続きました。
その間も物件探しは続けていたのですが、このブローニュの物件よりいい条件のものはなかなか見つかりません。
書類審査にライバルがいないこの物件に通らないと、あとのアパート探しがより大変になることは目に見えています。
水曜日に不動産屋さんから書類が通ったとの連絡があり、ほっと一安心。
この後、工事が長引きそうだということで、数回やり取りがありましたが、見学から二週間後に契約書にサインしました。
また、この日に地下駐車場もじつはアパートについているということで、路上パーキングがパリより高いので、車をどこにとめようかと悩んでいたのですが、その問題も解決。
暖房、お湯、パーキング込みとかなりお得な物件を見つけられ、引越しが楽しみです。
ただ気になるのは、もうひとつの835€の物件の借り手がいまだに見つからないらしいこと。
この値段で、暖房・お湯込みでパーキングがついていなくても、場所からいってかなりお得だと思うのですが・・・
それともサロンと寝室が完全に分かれていないのを、敬遠する人が多いのでしょうか。
また前回のように、私たちだけ見落とした欠陥があったりしないことを祈ります・・・
4月に入っても、隣人からはまったく連絡がありません。
私たちとすれ違うのを避けているのかしらと思うことも。
あまりしつこく聞くのも、彼に早く出て行けというみたいな感じなので、とりあえずこの隣人はあてにせず、不動産屋も含めて本格的に探すことにしました。
Se Logerのアプリに探している物件の条件を入れ直し、アラートが入るたびに広告をチェックするという毎日がまた始まりました。
今回はどうしても中央暖房という表記がないと電話をする気になれず、また条件にあう物件があっても、礼金が800€を越していると電話する気になれず・・・
礼金が1000€を超える物件もかなりあって、なかなか見学にまでたどり着かない日々が続きました。
パリの東エリアの広告2件に電話をしましたが、1件は結局大家さんが貸すのをやめることにしたということで見学できず、もう一件は金曜の夜に出た広告で、月曜の朝電話をしたら(土曜日も一応しましたが事務所はしまっているようでした)、「その物件は金曜日のうちに借り手が見つかりました」とのことで、見学できず。
ああ、今回もまた大変そうだな・・・去年も4月ごろから探し始めて、8月までかかったんだっけ・・・またこのアパートで冬を越すことになったらどうしよう・・・
と、暗くなりかけていたときに、パリ西郊外のBoulogne の物件で目を引く広告が1件。
Boulogneは78県への通勤にも都合がよく、郊外でもメトロが2線通っていて、治安も良い地域(なので家賃は郊外の中では高めでパリとあまりかわりません)。
760€、36平米で暖房込みの1DK。そして礼金が600€!!すぐに電話をかけました。
(礼金はほぼ共益費込みの家賃と同じ額か、それより高い場合が多いです。たまに250€などと書いてある広告もありますが、大家さんの連絡先リストを250€で買わせるだけの場合もあるので、あまり安すぎる場合は要注意です。)
電話をかけたのは金曜日。
不動産屋さんによると、「1DKというよりはでっかい1Kで寝室とサロンの間にしきりがあるだけですよ」とのこと。
それでも、しきりがあるだけでもかなり違うので、早速見学の申し込み。
「見学は平日しかだめですか?土曜日は無理でしょうか?」
「どちらかというと平日だけど、じゃあ明日の土曜日の9:30はどうですか。」
「はい、それでお願いします。」
その後、この不動産屋さんのサイトで物件の広告を確認。
そこで、同じ建物内に、同じタイプの物件があと3つもあることを発見。
どれも「広い1K」で、36平米。
ただ値段が、760€から880€とバラバラでした。
ここで不動産屋さんに再び電話をかけ、同じ建物内のほかの物件も見せてほしいとお願いしました。
さて見学当日。
建物は同じタイプのが二つあり、かなり大きな集合住宅。1970年に建てられたそうです。
1970年といっても、こちらの建物では新しい方で、近代建築と呼ばれています。
不動産屋さんは来るなり、「760€の物件はディレクターからストップがかかって、お見せできなくなりました。これから工事をして、家賃も上がる可能性があります。今日は827€と835€の物件をお見せします」とのこと。
830€前後でも暖房とお湯が共益費に入っているなら、お得です。
827€の部屋は7階で、窓からの景色がとてもよく、真正面に建物がないので人の目も気になりません。
エッフェル塔まで見えます。
まだ工事中とのことで、雑然とした感じでしたが、寝室以外、キッチン、風呂場、サロンとどの部屋も今のアパートと比べて広々としています。
東向きということで、朝見学したので光がいっぱいで明るい点も気に入りました。
次に建物をもう1つの建物に移動して、3階の物件を見せてもらいました。
こちらはもう工事が終わっていて、アパートの間取り自体はまったく、最初に見学したものと同じですが、窓から見えるのはさっき見学したアパートの建物で、眺めが最初に見学したものと比べるとかなりイマイチ。
そして西向きということで、先ほどのアパートより朝なので当然ながら暗め。
今の20区のアパートが西向きで、日中暗いのを経験しているののと、お向かいの隣人のアパートがちょうど東向きで、とても明るいといっていたので、最初に見たアパートに書類を提出することにしました。
「月曜日までにメールで書類を送ってもらえれば、月曜日にアパートをおさえます。」とのこと。
どこの物件も、大家さんに2つ3つの書類を提出して選んでもらうというのが通常なのに、私たちの書類しか提出しないなんて、ラッキー。
低所得の私たちは、他の書類と比べられると選ばれる確率がとても低いのです。
この物件、2つの建物とも保険会社のアクサが所有しているらしいので、おそらく自分たちの家賃未払い保険で万が一のときはカバーできるので、借家人の収入が基準ラインをパスしていれば、こだわらないのかもしれません。
また、不動産屋さんは私に日本人かと聞いてきて、私がなぜわかったんですかと聞くと、この辺は日本人多いんだよとのこと。
確かに日本人学校に行くバスが近くから出ているのもあり、おそらく海外赴任組の家族連れ日本人が多いのでしょう。
フランス人大家さんの中には、日本人は家賃もきちんと払うし、アパートをきれいに使うということで、日本人に貸したがる人も一部います。
(もちろん、外国人向けということで、家賃を高めに設定できるという理由で貸している人もいると思います。)
この不動産屋さんももしかすると、日本人借家人によい印象を持っていたのかもしれません。
要求された書類はクラッシックなもの。
おもしろかったのは、身分証明書コピーの写真を隠すこととあったこと。
私のパートナーの身分証明書の写真は、郊外の不良少年に見えるので、写真を隠せるのはこちらに有利です。
全ての書類をスキャンし、サイズが大きすぎるものはサイズを小さくしてから、むこうが確実に受信できるようにメールで数回に分けて送りました。
書類提出から契約まで
月曜日に不動産屋さんから連絡があり、家賃は最終的に822€で、全ての書類を無事受け取ったので、書類を審査に出すので2・3日後にまた連絡しますとのこと。
OKの連絡をもらえるまで、ドキドキの日が続きました。
その間も物件探しは続けていたのですが、このブローニュの物件よりいい条件のものはなかなか見つかりません。
書類審査にライバルがいないこの物件に通らないと、あとのアパート探しがより大変になることは目に見えています。
水曜日に不動産屋さんから書類が通ったとの連絡があり、ほっと一安心。
この後、工事が長引きそうだということで、数回やり取りがありましたが、見学から二週間後に契約書にサインしました。
また、この日に地下駐車場もじつはアパートについているということで、路上パーキングがパリより高いので、車をどこにとめようかと悩んでいたのですが、その問題も解決。
暖房、お湯、パーキング込みとかなりお得な物件を見つけられ、引越しが楽しみです。
ただ気になるのは、もうひとつの835€の物件の借り手がいまだに見つからないらしいこと。
この値段で、暖房・お湯込みでパーキングがついていなくても、場所からいってかなりお得だと思うのですが・・・
それともサロンと寝室が完全に分かれていないのを、敬遠する人が多いのでしょうか。
また前回のように、私たちだけ見落とした欠陥があったりしないことを祈ります・・・
部屋探し再開-見学した物件の数
見学した物件の数は前回と比べて少なくなりました。
というのも探し始めたころは、礼金をまた支払うのを避けたかったので、PAPの広告を中心に探していたからです。
PAPは個人の家主が個人に貸すという目的の広告を集めたもので、昔は雑誌だったのですが、今はインターネットサイトで無料で検索できます。
PAPは不動産屋を通さないので礼金を払わなくて良いのですが、家賃は高めの物件が多いため、あまり条件にあう物件広告が見つかりませんでした。
(個人が貸しているので、結構ひどい物件もあったりします・・・)
2月に入り、階段で偶然会った向かいの隣人に「誰かアパート探している人知らないですか?」と聞かれました。
突然だったのでその時は、「あ、いまぱっと出てこないですけど、誰か見つかれば連絡します」と答えてしまったのですが、家に帰って「あ、私たちが探しているじゃん」ということに気づきました。
その後すぐに、彼のドアをノックし、アパートを見せてもらいました。
彼曰く、そこは32平米で750€で、知り合いに借りているとのことでした。
アパートは窓の外は中庭に面していて緑がいっぱいで、近くに建物がなく人の目が気になりませんでした。
気になった点は、キッチンと、アパートは清潔ではあったのですが、しばらく改装をしていない感があり、こちらの家主もあまりお金をかけたくないタイプという感じが漂っていた点。
それでも、隣人は2年間湿気などの問題は一切ないと言っていたのと、この物件なら面倒くさい住所変更が省けるという利点がありました。
彼はアパートを購入し、そこに引っ越すのでその後に入ってくれる人を探し始めたところだということでした。
アパート購入の諸手続きが完了し、彼が引越しできるようになるのはおそらく5月頭頃になるということで、銀行のローンの審査が通ればはっきり決められるので、その返事が来る3月頭にまた連絡してくれるとのことでした。
3月頭になり、彼の連絡を待っていましたがなかなか来ないので、こちらから聞きに行ったところ、銀行の担当者がバカンスでまだ返事が来ないとのこと。
返事があればすぐに連絡してくれるとのことでした。
こちらの物件が確定するのを待ちながらの物件探しだったので、あまりモチベーションも高まらず、見学したのはたった1件。
92件のChavilleという78県に近い郊外の市で、郊外のわりに3路線の電車が通っていて、駅近くの物件を見つけるのが大変な他の地域と比べて、郊外でありながら交通の便はなかなかよさそうです。
物件は駅から近い35平米の1DKで暖房込みで810€。(お湯は別)
大家さんは「内装は借家人に自由にやってもらってるの」と、借家にお金をかけたくないタイプの人で、かなり長い間改装されていない、そして大家さんに改装する気がまったくない物件でした。
ただ、清潔で湿気等の問題はなさそうだったので、まずまずの物件でしたが、街自体が同居人の彼のお気に召さず書類の提出にはいたりませんでした。
見学したのは、この物件、隣人のアパートと最終的に契約することになった物件を含めて、この物件とみっつだけです。
見学した物件の数は前回と比べて少なくなりました。
というのも探し始めたころは、礼金をまた支払うのを避けたかったので、PAPの広告を中心に探していたからです。
PAPは個人の家主が個人に貸すという目的の広告を集めたもので、昔は雑誌だったのですが、今はインターネットサイトで無料で検索できます。
PAPは不動産屋を通さないので礼金を払わなくて良いのですが、家賃は高めの物件が多いため、あまり条件にあう物件広告が見つかりませんでした。
(個人が貸しているので、結構ひどい物件もあったりします・・・)
2月に入り、階段で偶然会った向かいの隣人に「誰かアパート探している人知らないですか?」と聞かれました。
突然だったのでその時は、「あ、いまぱっと出てこないですけど、誰か見つかれば連絡します」と答えてしまったのですが、家に帰って「あ、私たちが探しているじゃん」ということに気づきました。
その後すぐに、彼のドアをノックし、アパートを見せてもらいました。
彼曰く、そこは32平米で750€で、知り合いに借りているとのことでした。
アパートは窓の外は中庭に面していて緑がいっぱいで、近くに建物がなく人の目が気になりませんでした。
気になった点は、キッチンと、アパートは清潔ではあったのですが、しばらく改装をしていない感があり、こちらの家主もあまりお金をかけたくないタイプという感じが漂っていた点。
それでも、隣人は2年間湿気などの問題は一切ないと言っていたのと、この物件なら面倒くさい住所変更が省けるという利点がありました。
彼はアパートを購入し、そこに引っ越すのでその後に入ってくれる人を探し始めたところだということでした。
アパート購入の諸手続きが完了し、彼が引越しできるようになるのはおそらく5月頭頃になるということで、銀行のローンの審査が通ればはっきり決められるので、その返事が来る3月頭にまた連絡してくれるとのことでした。
3月頭になり、彼の連絡を待っていましたがなかなか来ないので、こちらから聞きに行ったところ、銀行の担当者がバカンスでまだ返事が来ないとのこと。
返事があればすぐに連絡してくれるとのことでした。
こちらの物件が確定するのを待ちながらの物件探しだったので、あまりモチベーションも高まらず、見学したのはたった1件。
92件のChavilleという78県に近い郊外の市で、郊外のわりに3路線の電車が通っていて、駅近くの物件を見つけるのが大変な他の地域と比べて、郊外でありながら交通の便はなかなかよさそうです。
物件は駅から近い35平米の1DKで暖房込みで810€。(お湯は別)
大家さんは「内装は借家人に自由にやってもらってるの」と、借家にお金をかけたくないタイプの人で、かなり長い間改装されていない、そして大家さんに改装する気がまったくない物件でした。
ただ、清潔で湿気等の問題はなさそうだったので、まずまずの物件でしたが、街自体が同居人の彼のお気に召さず書類の提出にはいたりませんでした。
見学したのは、この物件、隣人のアパートと最終的に契約することになった物件を含めて、この物件とみっつだけです。
また部屋探し再開
2人の仕事場との兼ね合いもあり、場所の選択に悩みました。
私は新居に越してきてから職場がかわり、二時間近くかかるようになり、どうせならエリアを変えたいという気持ちがありましたが、同居人の彼は将来勤めたい先が新居のすぐ近くなので、エリアを変えたくないといいます。
また、引越ししてから850€の家賃は私たちにとってちょっと高いということに気づき、予算も見直さなければなりませんでした。
まず、電気代が思った以上にかかること。
2人とも以前は暖房とお湯がアパートから供給されるシステムのところ住んでいたので、電気代は2ヶ月で30€ほどでしたが、引越し先はお湯も暖房も自分たちで電気代を払わなければいけません。
中央暖房・中央給湯の建物は、共益費が高めですが電気代を抑えられるのと、快適さという面でも優れていると思います。
新居では冬夏平均して毎月70€かかる計算になり、2ヶ月に30€以下しか払っていなかった私にとって、予想外の出費でした。
また、中央暖房は自分で調整できないという欠点はありますが、電気暖房よりむらなく暖かさが広がる気がします。
さらに、こちらの給湯はタンクに一定量のお湯をためて使うしくみで、タンクのお湯を使い切ってしまうと、タンクがまた水を温めるまでお湯が使えないという不便な点があります。
私たちはアパートを見学したときに、タンクが2人分のお湯を提供するのには小さすぎるという点に気がつきませんでした(お互いに中央給湯のアパートにいたので)。
シャワーをあまりお湯を使わないように気を使って浴びないと、次の人が途中から水しか使えなくなるという不便さ。
また、台所のお湯も同じタンクからの供給なので、夜の食器洗いにお湯を使ってしまうと、シャワーでお湯が使えなくなるので、食器洗いはお湯を湯沸かし器で沸かしたお湯を使うという不便さ。
家賃を100€下げてもらっていたので、なんとか電気代も払うことができましたが、750€の家賃でもあまり余裕がないのに、850€で中央暖房・給湯でないとなると、とてもやっていけないことに気がつきました。
プラス、私は2012年始めて所得税をはらったのですが、2年目からは確定申告前から、去年支払った税金を目安に所得税を前払いしなければならないことを知りました。
確定申告は5月に行い、8月に所得税の確定額が送られてきます。
所得税支払い開始1年目の2012年は秋に全額一括払いしました。
かなりの出費でしたが、それから間もない2013年の1月に、2013年の所得税予想額の3分の1を支払うようにとの税務署からの手紙がきました。
手続きをして、毎月払いにしましたが、それでも毎月100€以上の出費が増えることになりました。(日本の新卒以下のお給料でもです!)
結果、家賃は800€以下、800€に近ければ中央暖房・中央給湯の物件、もしそうでなければ家賃は750€以下という目安で探しはじめました。
2人の仕事場との兼ね合いもあり、場所の選択に悩みました。
私は新居に越してきてから職場がかわり、二時間近くかかるようになり、どうせならエリアを変えたいという気持ちがありましたが、同居人の彼は将来勤めたい先が新居のすぐ近くなので、エリアを変えたくないといいます。
また、引越ししてから850€の家賃は私たちにとってちょっと高いということに気づき、予算も見直さなければなりませんでした。
まず、電気代が思った以上にかかること。
2人とも以前は暖房とお湯がアパートから供給されるシステムのところ住んでいたので、電気代は2ヶ月で30€ほどでしたが、引越し先はお湯も暖房も自分たちで電気代を払わなければいけません。
中央暖房・中央給湯の建物は、共益費が高めですが電気代を抑えられるのと、快適さという面でも優れていると思います。
新居では冬夏平均して毎月70€かかる計算になり、2ヶ月に30€以下しか払っていなかった私にとって、予想外の出費でした。
また、中央暖房は自分で調整できないという欠点はありますが、電気暖房よりむらなく暖かさが広がる気がします。
さらに、こちらの給湯はタンクに一定量のお湯をためて使うしくみで、タンクのお湯を使い切ってしまうと、タンクがまた水を温めるまでお湯が使えないという不便な点があります。
私たちはアパートを見学したときに、タンクが2人分のお湯を提供するのには小さすぎるという点に気がつきませんでした(お互いに中央給湯のアパートにいたので)。
シャワーをあまりお湯を使わないように気を使って浴びないと、次の人が途中から水しか使えなくなるという不便さ。
また、台所のお湯も同じタンクからの供給なので、夜の食器洗いにお湯を使ってしまうと、シャワーでお湯が使えなくなるので、食器洗いはお湯を湯沸かし器で沸かしたお湯を使うという不便さ。
家賃を100€下げてもらっていたので、なんとか電気代も払うことができましたが、750€の家賃でもあまり余裕がないのに、850€で中央暖房・給湯でないとなると、とてもやっていけないことに気がつきました。
プラス、私は2012年始めて所得税をはらったのですが、2年目からは確定申告前から、去年支払った税金を目安に所得税を前払いしなければならないことを知りました。
確定申告は5月に行い、8月に所得税の確定額が送られてきます。
所得税支払い開始1年目の2012年は秋に全額一括払いしました。
かなりの出費でしたが、それから間もない2013年の1月に、2013年の所得税予想額の3分の1を支払うようにとの税務署からの手紙がきました。
手続きをして、毎月払いにしましたが、それでも毎月100€以上の出費が増えることになりました。(日本の新卒以下のお給料でもです!)
結果、家賃は800€以下、800€に近ければ中央暖房・中央給湯の物件、もしそうでなければ家賃は750€以下という目安で探しはじめました。
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新記事
(03/01)
(06/16)
(06/16)
(04/17)
(03/13)
プロフィール
HN:
まるもっと
性別:
女性
自己紹介:
日本の大学でフランス語を専攻。その後就職難に見舞われ、2004年からフランスで学生&アルバイト生活をはじめる。
2010年に、国際ビジネス修士号を取得し長い学生生活に終止符を打つ。
現在はとりあえず超文系にもかかわらずエンジニアリング系の会社でサラリーマン生活。
2010年に、国際ビジネス修士号を取得し長い学生生活に終止符を打つ。
現在はとりあえず超文系にもかかわらずエンジニアリング系の会社でサラリーマン生活。
ブログ内検索
最古記事
(11/15)
(11/25)
(11/29)
(11/29)
(12/05)
P R
カウンター